あなたのグラフィックカードとモニタを設定するためのビデオツールです。
大抵の場合は使う必要が無いと思いますが、画面がうまく映らなくなった時には重要になります。
時々あることですが、あなたのディスプレイが機能しなくなった際に問題を解決する唯一の方法は、Ctr + Alt + Backspace の3キーを同時に押すことです。これであなたはコマンドプロンプトへと戻り、そこで「xorgwizard」と入力してあなたのグラフィックスを再設定できます。
うまくゆくまでこれを繰り返すことができます。時には別のドライバをインストールする必要が出てくるかもしれません。このインストール作業はデスクトップ上の「クイックペット」アイコンをクリックして「ドライバ」タブを選択してください。「あなたのビデオカードをテスト」ボタンを押すとインストールすべきドライバの情報を得られます。Nvidia、ATI、Radeon といったカードのためのドライバも「ドライバ」タブから導入できるでしょう。
Xorg ビデオウィザードは X ウインドウシステムを設定するためのプログラムを集めたものです。
X ウインドウシステム(一般的に Xorg と呼ばれる)が提供するのは基本的なフレームワークです。 ディスプレイの環境、すなわち画面上の描画やウインドウの動作を組み立てるものです。 そしてマウスやキーボードとやりとりをします。ただし X がユーザーインターフェースを握っているわけではありません。 インターフェースを担当しているのはウインドウマネージャとして知られる個別のクライアントプログラムです。 X ウインドウシステムの設定は「Xorg.conf」という設定ファイルに記述されています。Puppy Linux のファイルシステムでは、このファイルは /etc/X11/xorg.conf にあります。
これが X ウインドウシステム(Xorg)のための画面表示設定のメインプログラムです。X ウインドウシステム、Xorg.conf ファイルの全ての設定をコントロール可能にします。 次のものを選択・変更できます:
Xorg.conf ファイルの手動での編集を可能にするプログラムです。 テキストエディタで設定ファイルを開いて、内容を追加・削除・移動できます。
警告 変更した結果何が起こるか分からないというのでしたら、この機能は使わないでください。 Puppy が機能しなくなる原因になります。
画面の幅や高さを手動で調整するためのプログラムです。
警告 変更した結果何が起こるか分からないというのでしたら、この機能は使わないでください。 あなたのモニタに負荷をかけ、ダメージを与える可能性があります。.
マウスとキーボードを調整するプログラムです。 Xorg.conf ではマウスとキーボードの設定は一般的なものになっています。たいていはそのままにしておくようお勧めします。
モニタの色合いと明るさを調整するプログラムです。
X ウインドウシステムを終了させることなしにモニタの画面解像度を変更することができるプログラムです。