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PRINT "Hello Puppy!"
Puppy Linux は古くから BASIC 言語によるアプリ開発に対応しています。
devx に BASIC 開発環境を含めてあり、容易に開発を行う事が可能です。
Linux の中でも BASIC 環境がここまで整っているのは Puppy Linux が最大であり、最強でしょう。
そして嬉しい事に BASIC 言語は日本語環境も整いつつあります。
Version 5.x 系では devx に BaCon(ベーコン)が含まれています。
実行ファイル bacon は BASIC→C 言語コンバータですが、
gcc 等も使用し、実行ファイルに変換してくれます。
C 言語を仲介する仕組みのため、C 言語向けのライブラリを活用する事ができます。
hug というライブラリを用いてウインドウ操作も可能です。
また、インターネットアクセスもサポートしています。
GUI での編集・実行を可能にする bacongui も含まれています。
/usr/share/BaCon に BaCon 関連のファイル一式があります。
BaCon の日本語マニュアルなどは下記にあります。
標準で入っているテキストエディタ Geany は BaCon のソースコードである .bac 形式に対応しています。
Geany で作成し、ビルド - コンパイル でコンパイル、ビルド - Execure でターミナルを起動し、実行します。
Version 4.x 系以前では devx に FreeBASIC が含まれています。
コンパイラ fbc 等があります。
Version 5.x 系でも .pet パッケージをインストールして使用する事が可能ですが、
Puppy Linux の状況からすると、問題ない限りは今後 BaCon の使用を推奨します。
FreeBASIC の日本語マニュアルは下記にあります。