TCPヘッダ形式

TCPパケットは以下のヘッダを持つ

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  • sourceは発信元TCPポート番号
  • destは送信先TCPポート番号
  • seq(シーケンス番号)は、このパケットがデータストリーム中の どこに位置するかを示す。
  • ack_seqは、受信パケットに対するack(応答)のシーケンス番号。 どこまで受信パケットを受け取ったか相手に通知する。
  • doffは、TCPヘッダ長。TCPオプション域があるとヘッダのサイズが変わる。
  • urg(緊急フラグ)は、urg_ptrが有効であることを示す。
  • ack(応答フラグ)は、ack_seqが有効であることを示す。 通常このフラグは常にONである。
  • psh(PUSHフラグ)は、なるべく早く送信することを示すが、 現在はあまり重要な意味はない。
  • rst(RESETフラグ)は、コネクションのリセットを要求する。
  • synは、コネクションの確立を要求する。
  • finは、コネクションの終了を要求する。
  • urg_ptrは緊急データの最後を指す。
  • windowは、受信windowの大きさを通知する。
  • checkは、チェックサムである。UDPと同じくTCPヘッダとデータの 両方(IPヘッダの一部の情報も利用)に対して計算される。
  • urg_ptrは、緊急データの最後を指し示す。

(NIS)HirokazuTakahashi
2000年12月09日 (土) 23時55分06秒 JST
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