んで、FDEのデータ構造です。
No. | データ名 | サイズ | 型 | 説明 |
1 | length | 4Byte | int | FDEのNo.2-x のデータサイズ(Byte単位)です。 |
2 | CIE_pointer | 8Byte(64bit) | unsigned long | このFDEが使う(参照する)CIEを指定します。指定方法は、.debug_frameセクションの最初からのoffsetでこれが格納されます。要は、このFDEが参照するCIEは、.debug_frameの最初のアドレスにこの値を足した場所にあるってこと |
3 | initial_location | 8Byte(64bit) | unsigned long | このFDEが対象とするCodeの冒頭のメモリアドレスを格納 |
4 | address_range | 8Byte(64bit) | unsigned long | このFDEが対象とするCodeのメモリ範囲。No3のinitial_locationにこの値を足した範囲のアセンブラコードの範囲をこのFDEで表現してますよって意味になります |
5 | instructions | No1-24 Byte (24はNo2+3+4) | - | そのFDEで定義する、CFIルール表の変化を定義する命令の羅列 |
6 | padding | -(必要があれば) | 0x00 | バウンダリの境界などにより必要だったら、0x00のパディングが埋まります |
[PageInfo]
LastUpdate: 2013-05-28 22:11:17, ModifiedBy: koinec
[License]
FreeBSD Documentation License
[Permissions]
view:all, edit:members, delete/config:members