[ttssh2-dev 602] Re: ticket #45271 / Serial Hard Flow

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NAGATA Shinya maya.****@gmail*****
2023年 2月 14日 (火) 19:51:54 JST


永田です。

> > 気になっているのですが、r10587 の修正を入れると、逆に今まで送れて
> > いた環境で送れなくなったり、送信が遅くなるということは考えられる
> > でしょうか?
> 
> r10587 の修正で送信バッファに詰められなくなるので
> 遅くなるかもしれないです。

了解しました。

> シリアル送受信処理は問題にいろいろ対応してきて
> 秘伝のソース状態だと思うので修正はなかなか緊張します。

Tera Term では昔からこういうとき、「動作を変える」のではなく
「新しい動作に切り替えるフラグを作る」「そのフラグはデフォルト off
にする」ことで、デフォルトでは以前と同じ動きをするようにしています。

> Tera Termの送信フローが怪しいのかなと r10587 を見直していて
> アプリ側のフロー制御が全然できていないのがわかりました。
> r10593で修正しました。
> 
> 修正だけでなく TERATERM.ini に
> 次の項目を追加(値はデフォルト値)しました。
> 
> [serial.maniac]

このセクション名は、マージするなら普通の値("Tera Term")にしたいです。

> AppCTSDSRFlow = 1

上の説明のようにすると、デフォルト 0 になり、0 のときには以前と
まったく同じ動作をする、ということになります。

> RecieveBufferSize = 8192
> SendBufferSize = 2048
> XonLim = 2048
> XoffLim = 2048

これはよさそうですね。
ここで XonLim / XoffLim が大きすぎると言われているのですが、
根拠が「USB チップの仕様書」なので、特定の接続機器に依存した
数値への変更を受け入れることはしませんでした。
INI で変更できるのはよいですね。
https://osdn.net/projects/ttssh2/ticket/36094

> あかんなーというときパラメータの変更を試してもらえます。
> これでもう一度ためしてもらいましょうか。

「このパラメータをこんなふうにいじってみてくれ」というサンプル
(パターン)を挙げてお願いして、試してもらいたいですね。

-- 
TeraTerm Project https://ttssh2.osdn.jp/
NAGATA Shinya <maya.****@gmail*****>



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