[ttssh2-dev 91] Re: FAQのEAR

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NAGATA Shinya maya.****@gmail*****
2021年 11月 24日 (水) 08:54:30 JST


永田です。


> 腹落ちできたところは英訳しました。

ありがとうございます。


> >規制を受ける場合、輸出するためには輸出許可を得る必要があります。
> だれの、輸出許可を得る必要があるのかが曖昧です。

これは産業安全保障局ですね。


> そもそも、なぜメールを送っただけで許可例外がもらえるのでしょうか?
> 現在、Tera Termが許可例外であるかどうかは、どこかをみればわかるのですか?

規制品リストを作ったのも、例外規定を作ったのも BIS なので、
そういうものと言うしかないような気がしますが。

https://www.linuxfoundation.jp/wp-content/uploads/2020/10/JP_UnderstandingOpenSourceTechnologyandUSExportControls_Whitepaper.pdf
もう一度この資料を見てみましたが、(1)公的に入手可能で (2)Eメール通知が
送信されている場合、「EAR の対象ではありません」と書かれています。
「EAR の対象で、例外が適用される」場合とは異なるようですので、
その違いは読み間違えていたかもしれません。

おそらくユーザが輸出管理法を遵守しようと思い、問い合わせをしてきた
ため、「輸出(再輸出)ができない or 許可が必要」ではない状態になる
ように、プロジェクトからEメール通知をしたわけです。
しかし前のメールに書いたように「通ってヨシ」と返信があるわけでも、
リストが公開されるわけでもありません。それは「断言すると訴訟リスク
がある」という平田さんの考えと共通だと思います。
どういうふうにしたら、上記を踏まえて
> TeraTerm Project で配布している Tera Term は
から
> 「ユーザーが最終的な責任を負います。」
に繋がる文章になるでしょうか。


> 悪意のある第三者がなりすましでメールを送ることもあるのではないでしょうか?

それは、BIS がメールで通知を受け付けることにしたために起こることです
ので、こちらが気にしても仕方ないのではないでしょうか。


-- 
TeraTerm Project https://ttssh2.osdn.jp/
NAGATA Shinya <maya.****@gmail*****>



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