トランザクションイベント用JDBCドライバ <バージョン0.3.0の概要へ戻る>

SorMap バージョン0.3.0からは、トランザクションイベントを扱うための特別なJDBCドライバを
使うことができます。

このJDBCドライバは、通常のJDBCコネクションをラップする形で構成されるもので、トランザクションのコミット/ロールバック
などのタイミングで処理にフックし、適切なイベントを発行するよう設計されております。

専用のJDBCドライバを使うためには、以下のような接続文字列を用います。
  1. String conStr = "jdbc:sormap://localhost:3306/testdb?subProtocol=mysql";
上記の接続文字列が通常のものと異なるのは、サブプロトコル部分が「sormap」となっている事、
またスキーマ名の後にsubProtocol=mysqlとなっていることです。

サブプロトコル「sormap」は、本バージョンで導入されたJDBCドライバを用いるために使う専用プロトコルです。

また、subProtocol=mysqlの部分は、実際のサブプロトコルとして「mysql」を用いることを表します。
(例えばPostgreSQLを用いる場合はsubProtocol=postgresqlとします)

ユーザ名やパスワードの指定方法は通常用いる方法と何ら変わりません。

sormapドライバを用いるコードを以下に示します
  1. Connection con = DriverManager.getConnection("jdbc:sormap://localhost:3306/testdb?subProtocol=mysql", "userName", "password");
上記接続文字列で、sormapドライバを用いてローカル端末のポート3306で待機中のMySQLサーバへの接続を試みます。