SHEAP

Similarity/Homolog Enhanced Analyze Procedure

SHEAPは『sachicaをベースにした高速なゲノム相同性検索ツール』とそれらツールを組み合わせて得られるシステム、及びそのGUI全体を指す呼び名です。

sachicaは、「Scalable Algorithm for Characteristic and Homologinus Interval CAlculation」から命名しました。

sachicaは、現在、Cygwin/gcc上で動作を確認しています。

SHEAPの開発はまだ始まったばかりです。

GUIの開発ツールとしては、Javaを検討しています。

sachicaのWindows Nativeバージョン…Cygwinを必要としないバージョンがコンパイル・ラン可能になりました。

Visual C++の入っている環境で、

nmake /f makefile.vc

を実行して下さい。

GUIについて

汎用化構想:

  1. 基本的には、ユーザーがGUIによって項目を指定し、指定された条件にしたがい、指定された実行形式を実行する。また、途中経過を表示する。
  2. 画面上には、プログラムのタイトル、途中経過を示す部分、パラメータやオプションを指定するボタンから成る。
  3. ボタンの種類は以下の通り
    • 複数の項目から1つを選ぶもの
    • チェックボックスになっているもの
    • ファイルを指定するもの
    • 文字列を入力するもの
  4. ボタンの機能と、オプションの渡し方は、設定ファイルに書くようにする。(つまり、設定ファイルを読み込んで画面のフォーマットなどを決める、あるいは設定ファイルを使ってコンパイルする、でもいい)
  5. 設定ファイルは、各行が各ボタンに対応。
    • ボタンのタイトル
    • ボタンの種類
    • パラメータの渡し方(1:k番目のパラメータに文字“x”を含める、2:k番目にファイル名を指定する、3:「k番目に “–w”、その次にファイル名・文字列」を挿入する、といったような感じ、-w のようなスイッチの後に続くパラメータの個数は1個以上 )。ボタンの順番どおりに操作をすると、パラメータ列ができるようにする(最初k番目であったものが、最終的にはk+3番目、とかになってもよい)
    • 選ぶ場合、選ぶもののリスト
  6. 実行のボタンを押すと、プログラムにパラメータを渡して実行。場合によっては、他のプログラム(画像ビューワ)などが続いて立ち上がるようにできるといいかも。実行する命令の列が指定できるようにしておくと、将来的にバッチファイルに頼らなくてよくなるのでうれしい。
  7. 各ボタンにマウスカーソルを合わせると、ポップアップヘルプが出るとうれしいかなあ。
  8. メニューには、ヘルプとバージョン情報、終了があれば十分。
  9. オンラインで簡単に動かせるとありがたい。
  • バッチファイル1つに対して実行形式1つ、というのが今のところの構想

おまけ:羊が走るアニメGIF

インストーラについて

  1. 実行形式のファイルをダブルクリックすると、指定されたディレクトリにファイルをコピーし、「プログラムメニュー」にショートカットを作成する
  2. アンインストール機能を備えること(プログラムメニューからショートカットで実行)。実際にやることは、ファイルとディレクトリとメニューのショートカットを消去すること。
  3. コピーするファイルは実行形式に含まれていることが望ましい
  4. インストールの際には、ファイルをコピーするディレクトリが選べるようする。デフォルトは Program files の中、あるいは、インストールしてあるcygwinのディレクトリ。後者の場合、パスの通っているディレクトリにショートカットを作ること。
  5. 将来的に、他のプログラムのインストーラーに、簡単に転用できること。デフォルトのコピー先、インストールの際に表示するメッセージ、コピーするファイルの3つを簡単に変更できること。(変更の仕方のドキュメントがあるとうれしい)
  • とりあえず、Windows版から。