本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。
記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 -…未サポート
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。
※ SATA HDDとSAS HDDは混在できません。
※ RAID構成時には、同型番のハードディスクを選択して下さい。
※ オンボードディスクアレイ機能 (LSI Logic Embedded MegaRAID) は使用できません。
(注1) ディストリビューション標準のドライバで殆ど問題なく運用できますが、弊社の評価にて、限られた条件においていくつかの問題が発生することが判明しています(下表)。これらの条件に該当する場合は以下の手順にて、修正ドライバを適用してください。
ドライバ | 標準 | 更新 | 修正される問題 |
megaraid_sas | 00.00.03.10 | 00.00.03.10n2 | 1) N8103-99ディスクアレイコントローラ(本装置未サポート)にて、RAID再構築中の再起動でドライブが認識されないことがある 2) kdump(メモリダンプ)実施中にpanicする場合がある |
e1000 | 7.3.20-k2-NAPI | 7.6.9-NAPI | 1) bondingでI/O高負荷時にメッセージが多発する 2) TSO を有効にした場合(デフォルトは無効)、高負荷時にまれにpanicする |
e1000e | 0.2.0 | 7.6.9-NAPI | 1) bondingでI/O高負荷時にメッセージが多発する 2) TSO を有効にした場合(デフォルトは無効)、高負荷時にまれにpanicする |
ドライバ適用手順
linux dd
KMPモジュール設定手順
以下の設定を行うと、カーネルをアップデートした際に上記で導入した外部ドライバのバージョンに自動でアップデートされます。この設定を行わないでカーネルをアップデートすると、ドライバはカーネル標準のバージョンに戻ります。
# rm /lib/modules/2.6.18-53.el5*/updates/*
# cd /mnt/007/lnx/os/RHEL5_x86/driver → x86 (32bit) システムの場合 # cd /mnt/007/lnx/os/RHEL5_EM64T/driver → x86_64 (64bit) システムの場合
カーネル 2.6.18-53.el5 を使用している場合 # rpm -ivh --nosignature e1000/kmod-e1000-7.6.9-1.*.rpm # rpm -ivh --nosignature e1000e/kmod-e1000e-7.6.9-1.*.rpm # rpm -ivh --nosignature megaraid_sas/kmod-megaraid_sas-00.00.03.10n2-1.*.rpm カーネル 2.6.18-53.el5PAE を使用している場合 # rpm -ivh --nosignature */*-PAE-*.rpm カーネル 2.6.18-53.el5xen を使用している場合 # rpm -ivh --nosignature */*-xen-*.rpm
# rpm -ivh --nosignature */*noarch.rpm
# depmod -a -F /boot/System.map-2.6.18-53.el5 2.6.18-53.el5*
カーネル 2.6.18-53.el5 を使用している場合 # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.18-53.el5.img 2.6.18-53.el5 カーネル 2.6.18-53.el5PAE を使用している場合 # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.18-53.el5PAE.img 2.6.18-53.el5PAE カーネル 2.6.18-53.el5xen を使用している場合 # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.18-53.el5xen.img 2.6.18-53.el5xen
(注2) この構成では、下記の手順でBIOS設定を変更して動作確認を行いました。インストール後に行うとOSがドライブを認識できず起動できなくなりますので、インストールの前に行ってください。
変更手順
POST画面でF2キーを押してBIOSセットアップ画面を表示させ、Advanced メニューにて、 SATA native mode option: Compatible, SATA AHCI:Enable となっているところを Disable に変更し、設定を保存してください。
(注3) cpufreq デーモンに関するカーネルの問題により、まれにシャットダウン時にシステムがハングする場合があります。この問題を回避するには、カーネルアップデート ( 2.6.18-53.1.21.el5 ) を Red Hat Network から入手して適用してください。こちらを参照してください。
Xen仮想環境については、こちらも参照してください。
メモリを1-2GB割り当て、ゲストOS として RHEL4.5 または 5.1 をインストール。
(注1) 完全仮想環境は、推奨しません。 (注2) domU の起動・再起動が最初期にキャンセルされる場合があります。
(注1) Xen環境では対応していません。
(注2) RHEL 5 x86版は、メモリサイズ 16GB までのサポートです。RHEL 5 x86_64版では、最大容量まで使用できます。詳細は、Red Hat 社のドキュメントを参照してください。
※ 増設オプションは、原則、本体に接続定義されている製品となります。
(注1) バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
(注2) 外付ストレージ用SCSI/RAIDボードの動作確認の最新状況は、こちらを参照してください。
増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。
バックアップ装置については、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。