LXCF ソース (lxcf-0.11.tar.gz) | 2014-11-14 12:01 |
LXCF DEB パッケージ (lxcf_0.11_amd64.deb) | 2014-11-14 11:52 |
LXCF RPM パッケージ (lxcf-0.11-1.x86_64.rpm ) | 2014-11-14 11:58 |
specfiles (lxcf.spec-0.11-1) | 2014-11-14 12:03 |
No. | コマンド名 | 用途 |
1 | lxcf | LXCFのリソース設定、リソース表示、制御、管理 |
LXCFコマンドは、複数のサブコマンドを持ち、LXCFのリソース設定、リソース表示、制御、および管理を行う
# lxcf subcommand option specification-values ...
上記のように、lxcfの後にサブコマンド、オプションおよび指定値を付けて実行する。 コマンド実行が終了すると呼び出し元に復帰する。 オプション(-f , -c 10など)は必ずサブコマンドの後、指定値の前に設定しなければならない。
# lxcf LXCF Facility GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2 Type: 'helpcmd' for help with commands 'exit' or '^d' to quit LXCF $ subcommand option specification-values ...
上記のようにlxcfコマンドを無引数で実行すると、プロンプト"LXCF $ "を表示する専用のシェル環境が起動する。この環境の中では頭にlxcfを付けなくてもサブコマンドをそのまま実行できる。複数のサブコマンドを連続して人手で入力する場合に便利である。 LXCF以外のコマンドについては、通常のbashと同様に使用できる。 サブコマンの実行が終了するとLXCF専用シェルに復帰する。いくつでも連続してサブコマンドを実行できる。
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | cpun | (LXCFNAME or UUID) CPU_NUMBER |
2 | cpurate | (LXCFNAME or UUID) CPU_RATE |
3 | numa | (LXCFNAME or UUID) NUMA_NUMBER |
4 | memlimit | (LXCFNAME or UUID) MEMORY_LIMIT |
5 | memswlimit | (LXCFNAME or UUID) MEMORY&SWAP_LIMIT |
6 | blkio_r | (LXCFNAME or UUID) BLKIO_READ_LIMIT |
7 | blkio_w | (LXCFNAME or UUID) BLKIO_WRITE_LIMIT |
8 | blkiops_r | (LXCFNAME or UUID) BLKIOPS_READ_LIMIT |
9 | blkiops_w | (LXCFNAME or UUID) BLKIOPS_WRITE_LIMIT |
10 | net_cls | (LXCFNAME or UUID) NET_CLS_ID |
11 | show | [ (LXCFNAME or UUID) ] |
12 | set | [ -c CPURATE ] [ -i CPU番号 ] [ -n NUMA番号 ] [ -m MEMLIMIT ] [ -s MEMSWLIMIT ] (LXCFNAME | UUID) ... |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | sysgen | [ -c jsonファイル ] [ -p パス ] コンテナ名 ... |
2 | clone | [ -p パス ] (元コンテナ名 or UUID) 新コンテナ名 ... |
3 | erase | (LXCFNAME or UUID) ... |
4 | list | [ -q ] [ (コンテナ名 or UUID) ... ] |
5 | log | [ -f ] |
6 | console | (LXCFNAME or UUID) ... |
7 | autostart | (LXCFNAME or UUID) ... |
8 | rename | LXCFNAME NEW-LXCFNAME |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | update | COMMAND |
2 | deploy | FILEorDIR ... |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | start | (LXCFNAME or UUID) ... |
2 | stop | (LXCFNAME or UUID) ... |
3 | suspend | (LXCFNAME or UUID) ... |
4 | resume | (LXCFNAME or UUID) ... |
5 | run | (LXCFNAME or UUID) CMD |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | sysgen-n | [ -p path ] [ -c resource-file ] コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値 |
2 | clone-n | [ -p path ] コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値 |
3 | erase-n | コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値 |
4 | start-n | コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値 |
5 | stop-n | コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値 |
6 | resume-n | コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値 |
7 | set-n | [ -c CPURATE ] [ -a Num-of-CPU ] [ -i CPU-Number ] [ -n NUMA-Number ] [ -m MEMLIMIT ] [ -s MEMSWLIMIT ] name-prefix [ start-number ] end-number |
8 | atuostart-n | [ -d ] コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値 |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | submit | LXCFコマンド |
2 | queue cancel | UUID |
3 | queue clear | [ -h ] [ -q ] [ -l ] -a |
4 | queue list | なし |
5 | queue move | [ -h ] [ -q ] [ -l ] UUID |
6 | queue multi | 数 |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | snapshot | [ -f ] [ -p PATH ] [ -n SNAPSHOT_IMAGE ] (UUID | NAME) |
2 | restore | [ -n NEW_NAME ] [ -p PATH ] [ -f ] [ -s ] SNAPSHOT_IMAGE |
3 | snapshot-pull | [ -f ] [ -s ] [ -p PASSWORD ] [ -n NEW_SNAP_NAME ] SERVER_NAME:PORT SNAPSHOT_NAME |
4 | snapshot-list | [ -p PASSWORD ] [ -i SERVERNAME:PORT ] [ SNAPSHOT_IMAGE... ] |
5 | snapshot-erase | [ -f ] SNAPSHOT_IMAGE... |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | api | ( enable | disable ) |
2 | api-passwd | なし |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | export-docker | (UUID | NAME) ... |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | net-add | [ -d NETDEV ] [ -n NUMBER ] [ -g GATEWAY ] [ -b BRIDGE ] CONTAINER_NAME IPADDR/MASK |
2 | net-del | [ -n NUMBER ] CONTAINER_NAME |
-b BRIDGE | ||
3 | net-gateway | CONTAINER_NAME IP_ADDR |
4 | net-route | -a [ -n NUMBER ] CONTAINER_NAME NET_ADDR GATEWAY |
-d CONTAINER_NAME NET_ADDR | ||
5 | net-list | [ -b ] |
No. | サブコマンド名 | 引数 |
1 | helpcmd | なし |
2 | version | なし |
CUIのコマンドを提供し、シェルスクリプトで利用することにより、リソースの動的変更や自動運転機能を実現する。
以下は1時間おきに3台のコンテナのCPU Rateを変更するシェルスクリプトの例である。
asia-srv, eruo-srv, usa-srvの3つがコンテナ名である。
- #!/bin/sh
- while :
- do
- echo "Asia 80% , Euro 10%, USA 10%"
- /usr/sbin/lxcf cpurate asia-srv 80
- /usr/sbin/lxcf cpurate euro-srv 10
- /usr/sbin/lxcf cpurate usa-srv 10
- sleep 3600
- echo "Asia 10% , Euro 80%, USA 10%"
- /usr/sbin/lxcf cpurate asia-srv 10
- /usr/sbin/lxcf cpurate euro-srv 80
- /usr/sbin/lxcf cpurate usa-srv 10
- sleep 3600
- echo "Asia 80% , Euro 10%, USA 10%"
- /usr/sbin/lxcf cpurate asia-srv 80
- /usr/sbin/lxcf cpurate euro-srv 10
- /usr/sbin/lxcf cpurate usa-srv 10
- sleep 3600
- done
cpun (コンテナ名 or UUID) cpu番号
cpuを割り当てる。
cpu0を割り当てる場合は、0 とcpu番号に指定する。
cpu0-3を割り当てる場合は、0-3 とcpu番号に指定する。
cpu3とcpu8を割り当てる場合は、3,8 と指定する。
注) 複数のcpu番号の指定には空白を含んではいけない。
cpurate (コンテナ名 or UUID) cpu使用率
cpu使用率を指定する。
cpu使用率には0-100までの値を設定する。
複数のCPUが割り当てられている場合には、それぞれのCPUすべてで同じcpu使用率が適用される。例えば50%の指定でcpu0-1が割り当てられている場合、cpu0およびcpu1の両方のcpuを50%使える。
リミットの対象外にする場合には、設定値に - を指定する。
numa (コンテナ名 or UUID) numaノード番号
使用するnumaノードを指定する。
numaノード0を割り当てる場合は、0 とnumaノード番号に指定する。
numaノード番号0-3を割り当てる場合は、0-3 とnumaノード番号に指定する。
numaノード番号1と3を割り当てる場合は、1,3 と指定する。
注) 複数のnumaノード番号の指定には空白を含んではいけない。
memlimit (コンテナ名 or UUID) メモリ量
例)
memswlimit (コンテナ名 or UUID) メモリ+swap量
リミットの対象外にする場合には、設定値に - を指定する。
例)
blkio_r (コンテナ名 or UUID) デバイス IO読み込み速度制限値 blkio_w (コンテナ名 or UUID) デバイス IO書き込み速度制限値
ブロックIOの読み込みまたは書き込み速度を制限する。
デバイスには、「メジャー番号:マイナー番号」の形式で指定する。
速度制限値には、浮動小数点数で指定でき、k, M, G, Tの単位を付加できる。
リミットの対象外にする場合には、設定値に - を指定する。
別のデバイスに対して設定を複数繰り返すと、複数のデバイスに対する制限値が設定できる。
例)
blkiops_r (コンテナ名 or UUID) デバイス IO読み込み回数制限値 blkiops_w (コンテナ名 or UUID) デバイス IO書き込み回数制限値
ブロックIOの1秒間での読み込みまたは書き込み回数を制限する。
デバイスには、「メジャー番号:マイナー番号」の形式で指定する。
回数制限値には正の整数を設定する。
リミットの対象外にする場合には、設定値に - を指定する。
別のデバイスに対して設定を複数繰り返すと、複数のデバイスに対する制限値が設定できる。
netlimit (コンテナ名 or UUID) トラフィック制御ハンドル
トラフィック制御ハンドル(16進数)を設定し、送出するネットワークパケットに帯域クラスラベルを付与する。帯域クラスは、別途 tc コマンドで設定。詳細はtcコマンドのマニュアルを参照。
show [ (コンテナ名 or UUID) ]
現在のリソース設定値をJSON形式で表示する。
コンテナ名が指定されていれば、対象コンテナのリソース設定値を表示する。
コンテナ名が指定されていなければ、全コンテナのリソース設定値を表示する。
例)
# show asia-srv {"name" : "lxcf0001", "cpun" : "0-15", "cpurate" : "-", "numa" : "0-3", "memlimit" : "1.0G", "memswlimit" : "-", "blkio_r" : [ ], "blkio_w" : [ ], "blkiops_r" : [ ], "blkiops_w" : [ ], "net_cls" : "00000000" }
set [ -c CPURATE ] [ -i CPU番号 ] [ -n NUMA番号 ] [ -m MEMLIMIT ] [ -s MEMSWLIMIT ] (コンテナ名 or UUID) ...
コンテナにリソースをまとめて割り当てる。
sysgen [ -p パス ] [ -c jsonファイル ] コンテナ名 ...
コンテナ名のlxcコンテナを生成してから起動する。
-p オプションがある場合は、パスで指定した場所にコンテナ用のファイルツリーが作られる。
-c オプションがある場合は、jsonファイルで指定されたリソースが設定される。
指定するjsonファイルはshowコマンドの表示をファイルに保存して、そのまま使える。
jsonファイル内で、“name”の値は無視される。その他のリソースについてはすべてを含む必要はない。Jsonファイルに書いてあるリソースのみが反映される。
例) asia-srvと同じリソース設定を新しく作るeuro-srvに設定する。
# lxcf show asia-srv {"name" : " asia-srv ", "cpun" : "0-15", "cpurate" : "-", "numa" : "0-3", "memlimit" : "1.0G", "memswlimit" : "-", "blkio_r" : [ ], "blkio_w" : [ ], "blkiops_r" : [ ], "blkiops_w" : [ ], "net_cls" : "00000000" } # lxcf show asia-srv > asia-srv.json # lxcf sysgen –c asia-srv.json euro-srv
clone [ -p パス ] (元コンテナ名 or UUID) 新コンテナ名 ...
元コンテナのファイル構成の情報を使い、新コンテナを生成する。
-p オプションがある場合は、パスで指定した場所にコンテナ用のファイルツリーが作られる。
erase (コンテナ名 or UUID) ...
コンテナ名のコンテナを強制停止し、ドメインの定義を消して、/opt/lxcf/コンテナ名のファイルを消去する。
list [ -q ] [ (コンテナ名 or UUID) ... ]
例)
# lxcf list Name Mode State Path ------------------------------------------------------ a-srv joint stopped /opt/lxcf/a-srv b-srv joint stopped /opt/lxcf/b-srv c-srv joint stopped /opt/lxcf/c-srv d-srv joint running /opt/lxcf/d-srv e-srv joint running /opt/lxcf/e-srv f-srv joint running /opt/lxcf/f-srv
log [ -f ]
LXCFのログ(/var/log/lxcf/lxcf-messages)を表示する。 -f のオプションが指定されていると、ログの内容が増え続けると、追加されたログデータを出力する。
console (コンテナ名 or UUID)
コンテナのコンソールに接続します。
コンソールを終了するときは、"ctrl]"を押してください。
1つのコンソールに複数のターミナルから接続すると、表示や入力が乱れるので避けてください。
autostart [ -d ] (コンテナ名 or UUID) ...
コンテナ名のコンテナをシステムを起動したときに自動的に起動する設定を行う。
-d オプションを指定をするとautostart設定を解除する。
rename コンテナ名 新コンテナ名
コンテナ名を新コンテナ名に変える。 事前に準備しておいたコンテナを、ユーザの要求する名前に変換して提供するのに便利。
update コマンド(rpm, yum 等)
ホストおよび全LXCFコンテナ環境でコマンドが実行される。rpm, yumコマンドを実行することによりパッケージのインストール・アップデート・削除がホストおよび全LXCFコンテナ環境に反映される。
deploy [ -d ] [ -f ] ( FILE名 | DIR名 ) ...
deployコマンドを実行しているパスと同じコンテナのパス上に、引数に指定した複数のFILEとDIRをすべて転送する。すでにコンテナ上にまったく同じ内容のファイルが存在する場合は転送しない。転送はネットワークを使用せず、高速に行われる。
deployで指定できるパスは、カレントディレクトリの下だけであり、絶対パスや'..'は使えない。
-d オプションが指定されると、指定されたファイルやディレクトリがホストと全コンテナから削除される。削除の際には(Yes/No)の確認が必要。
-f オプションが指定されると、-dで削除が指定されても(Yes/No)の確認をしない。
start (コンテナ名 or UUID) ...
コンテナ名のlxcコンテナを起動する。
stop (コンテナ名 or UUID) ...
コンテナ名のlxcコンテナを停止する。
reboot (コンテナ名 or UUID) ... コンテナ名のlxcコンテナをリブートする。
suspend (コンテナ名 or UUID) ...
コンテナ名のコンテナを一時停止する。
resume (コンテナ名 or UUID) ...
一時停止したコンテナ名のコンテナを再開する。
run (コンテナ名 or UUID) コマンド
コンテナ名のlxcコンテナでコマンドを実行する。
sysgen-n [ -p path ] [ -c resource-file ] コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
clone-n [ -p path ] コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
erase-n コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
start-n コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
stop-n コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
suspend-n コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
resume-n コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
set-n [ -c CPURATE ] [ -a Num-of-CPU] [ -i CPU-Number ] [ -n NUMA-Number ] [ -m MEMLIMIT ] [ -s MEMSWLIMIT ] コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
autostart-n コンテナ名プレフィックス [ 数字初期値 ] 数字終了値
コンテナ名プレフィックスに数字を組み合わせたコンテナ名に対して、処理をまとめて行う。
− 数字がある場合は、数字部分は数字初期値から数時終了値まで1ずつ増加する値になる。
− 数字初期値が無い場合は1から数時終了値までの数値が使われる。
数字部分は4ケタの0で埋められた値である。(0011, 0003など)
数字の範囲は厳密である必要はなく、不足や重複はエラーとならずに処理される。
例えば、mc0003のみが存在するときに、stop-n mc 10と実行してもmc0003が停止するだけである。sysgen-n 2 4とするとmc0002, mc0004が生成されるがmc0003には影響しない。
set-nコマンドはsetコマンドと異なり、-aオプションが増えている。このオプションは割り当てるCPUの個数を指定する。
submit [ -h ] [ -q ] [ -l ] LXCFコマンド
LXCFコマンドをジョブとして投入する。 使えるコマンドは以下。 sysgen, sysgen-n, clone, clone-n, set, set-n, erase, erase-n, update, deploy, restore, autostart, autostart-n
例)
# lxcf submit sysgen new-cont submited : dbc73b32-c445-11e3-9045-00d068148bd6
sysgen new-contがジョブとしてQ-QUEUEに入る。
queue cancel UUID
UUIDのキュー上のジョブをキャンセルする。
例)
# lxcf queue cancel 5cbd8386-c446-11e3-8a9f-00d068148bd6 Canceled : 5cbd8386-c446-11e3-8a9f-00d068148bd6 sysgen-n b 10
queue clear [ -h ] [ -q ] [ -l ] -a
キュー上のジョブをすべてクリアする。 -h, -q, -l のオプションが指定されていると、それぞれH-QUEUE, Q-QUEUE, L-QUEUEのキューが対象となる。 -aが指定されるとすべてのキューがクリアされる。 オプションが指定されてなければ、Q-QUEUEが対象となる。
queue list
キュー上のジョブを一覧表示する。
例)
# lxcf queue list *** H-QUEUE *** *** Q-QUEUE *** f12ce8ee-c447-11e3-a39f-00d068148bd6 sysgen-n 1 10 f333abd2-c447-11e3-84f2-00d068148bd6 sysgen-n a 10 *** L-QUEUE ***
queue move [ -h ] [ -q ] [ -l ] UUID
ジョブを指定したキューの最後に移動させる。 -h, -q, -l のオプションが指定されていると、それぞれH-QUEUE, Q-QUEUE, L-QUEUEのキューが対象となる。 オプションが指定されてなければ、Q-QUEUEが対象となる。
例)
# lxcf queue move -h f333abd2-c447-11e3-84f2-00d068148bd6 moved to H-QUEUE : f333abd2-c447-11e3-84f2-00d068148bd6 sysgen-n a 10
queue multi NUMBER
LXCFのsubmitされたジョブ実行の多重度を設定する。
snapshot [ -f ] [ -p PATH ] [ -n SNAPSHOT_IMAGE ] (UUID | NAME)
指定したUUIDまたはコンテナ名NAMEのコンテナのスナップショットのイメージを作成し、PATHのディレクトリの下に置く。
スナップショットをとるコンテナはrunning状態でもstop状態でもよい。
すでに同じ名前のスナップショットイメージがPATHの下にあるとエラーになる。
-f オプションが指定されると同じ名前のスナップショットイメージがPATHの下にあっても上書きされる。
-p オプションは、SNAPSHOT_IMAGEの配置されているパスを示す。パスが指定されていない場合は”/opt/lxcf_rep/”を使う。
-n オプションは、スナップショットの名前を指定する。名前を指定しない場合、スナップショットの名前は、対象コンテナのUUIDとNAME(名前)より"UUID_NAME.img"となる。
restore [ -n NEW_NAME ] [ -p PATH ] [ -f ] [ -s ] SNAPSHOT_IMAGE
SNAPSHOT_IMAGEをコンテナとしてリストアする。
引数がない場合は、イメージを採取したときのUUIDとコンテナ名でリストアされる。
すでに同じ名前のコンテナが存在するときはエラーとなる。
-nオプションが指定された場合は、指定されたコンテナ名NEW_NAMEと新たに割り当てられるUUIDによってコンテナが作られ、リストアされる。
このときすでに同じ名前のコンテナがあるとエラーとなる。
-f オプションは、同じ名前のコンテナがあっても、それを削除してからイメージをリストアする。
-s オプションは、SNAPSHOT_IMAGEの作られたパッケージ環境とサーバのパッケージ環境を比較し、不足するパッケージを追加する。
-p オプションは、SNAPSHOT_IMAGEの配置されているパスを示す。パスが指定されていない場合は”/opt/lxcf_rep/”を使う。
pull [ -f ] [ -s ] [ -p PASSWORD ] [ -n NEW_SNAP_NAME ] SERVER_NAME:PORT SNAPSHOT_NAME
他のサーバ上のスナップショットイメージを取得する。
対象となるサーバは、SERVER_NAME:PORTで指定する。
対象となるスナップショット・イメージは、SNAPSHOT_NAMEで指定する。
-f オプションは、同じ名前のスナップショット・イメージを上書きする。
-s オプションは、結果の表示を抑制する。
-p オプションは、対象となるサーバでのlxcfのパスワードを指定する。パスワードがなければ指定不要である。
-n オプションは、スナップショット・イメージに新しい名前を付ける。
snapshot-list [ -p PASSWORD ] [ -i SERVERNAME:PORT ][ SNAPSHOT_IMAGE ... ]
引数がない場合は、リポジトリ内のイメージの一覧を表示する。
引数にSNAPSHOT_IMAGEが指定されると、イメージ内のコンテナ名が表示される。
外部のサーバのsnapshotのリストを見る場合、-iでサーバ名:ポートを指定し、-pでサーバのパスワードを指定する。
snapshot-erase [ -f ] SNAPSHOT_IMAGE ...
SNAPSHOT_IMAGEを削除するコマンド。
-fオプションがあると削除確認メッセージが表示されない。
api ( enable | disable )
REST APIの有効・無効を指定する。
APIの初期設定は無効になっている。設定は再起動後も有効である。
enableを指定すると、/etc/lxcf/lxcf.confの中のipaddrとportで設定された値で有効になる。
disableを指定すると、REST APIは停止する。
api-passwd
REST APIを使用するときのパスワードを入力する。
初期パスワードはなく、空パスワードでREST APIが実行できる。
パスワード入力で値をいれないと空パスワードが設定される。
export-docker (UUID | NAME) ...
LXCFのコンテナをdockerのコンテナとしてexportする。
separateモデルを変換したコンテナはそのまま使える。
Jointモデルを変換したコンテナは/usrをmountしなければならない。
net-add [ -d NETDEV ] [ -n NUMBER ] [ -g GATEWAY ] [ -b BRIDGE ] CONTAINER_NAME IPADDR/MASK
CONTAINER_NAMEにIPADDR/MASKを割り当てる。
コンテナを停止したり、リブートするとnet-addで設定したIPADDR/MASKもネットワーク情報はすべて消えてしまうので注意。
-d オプションでNETDEVが設定されているとNICを共有して外部に接続できるようになる。同じブリッジに接続されるコンテナで共有される。
-n オプションでは、複数のVETHをコンテナに接続できる。NUMBERはVETH名の最後に付けられる。
-gオプションでは、デフォルトGATEWAYを設定する。
-bオプションでは、BRIDGEにVETHを接続する。-bが指定されないとlxcfbr0に接続される。ブリッジがない場合には新規で作られ、既存ならそれが使われる。
例)
# lxcf net-add a-srv 192.168.3.2/24
コンテナa-srvに192.168.3.2/24を追加。このアドレスはHOSTからしか接続できない。
ブリッジlxcfbr0に接続される
# lxcf net-add b-srv 192.168.3.3/24
b-srvに192.168.3.3/24に追加。ネットワークが同じなのでa-srvにも接続できる
外部に接続されているeth1(192.168.3.100/24)をc-srvに接続する。GATEWAYは、192.168.3.1 。
# lxcf net-add -d eth1 -g 192.168.3.1 c-srv 192.168.3.3/24
a-srv, b-srv, c-srvは、外部との接続が可能になる。
net-del [ -n NUMBER ] CONTAINER_NAME net-del -b BRIDGE
コンテナに追加したVETHを削除する。NUMBERを指定して作成されたVETHは-nオプションを指定して削除する。
-bオプションが指定された場合には該当するブリッジを削除する。
net-gateway CONTAINER_NAME IP_ADDR
コンテナにゲートウェイを設定する。
net-route -a [ -n NUMBER ] CONTAINER_NAME NET_ADDR GATEWAY net-route -d CONTAINER_NAME NET_ADDR
コンテナのルーティング情報を更新する。
-aオプションは追加、-dオプションは削除する
net-list [ -b ]
追加したネットワークの情報を表示する。
-bオプションではブリッジ情報を表示する。
helpcmd
LXCFのコマンド一覧を表示する。
version
LXCFのバージョンを表示する。
[PageInfo]
LastUpdate: 2015-02-22 13:50:57, ModifiedBy: niwa-hideyuki
[Permissions]
view:all, edit:members, delete/config:members