On Tue, Jul 13, 2021 at 10:40:51PM +0900, matsuand wrote: > --- > >[以下 matsuand が引用を補記] > >[原文] > > The program can be stripped to save space if needed, as > > B<gdbserver> doesn't care about symbols. > >[旧訳] > > B<gdbserver> は、 シンボルを関知しないので、使用スペースを > > 節約するためにプログラムをストリップしても構いません。 > > -> > >[新訳] > > ... > > プログラムからシンボルを切り捨ててもかまいません。 > > # man strip の訳から上記のようにしてみました。 > > ご指摘は理解します。 > 「ストリップ」というカタカナ用語を創出するかどうか、 > というところかと思います。 > > とりあえず「ストリップ」は取り下げます。 > ただし「切り捨て」は、少々ニュアンスが適切でなく思います。 > まるで不要だから捨てるんです、と言っているようです。 > デバッグ時には必要となるシンボル情報なのですから、 > 「捨てる」と表現するのは失礼(?)に思います。 > > ちなみに IBM AIX のマニュアルページでは「除去する」 > という言葉遣いを用いているようです。 > https://www.ibm.com/docs/ja/aix/7.2?topic=s-strip-command > > 「取り除く」としておこうと思います。 > ただしこの表現が strip のことであるのが分かるように > カッコ書きをつけるようにしたいと思います。 > > 再訳 > プログラムからシンボルを取り除く (strip する) のでもかまいません。 これが良さそうですね。() で補足するのも良いアイデアだと思います。 > --- > >[以下 matsuand が引用を補記] > >[原文] > > All symbol handling is taken care of by the GDB > > running on the host system. > >[旧訳] > > 全てのシンボルは、ホストシステムで実行される GDB > > によって考慮されます。 > > -> > >[新訳] > > 全てのシンボルは、ホストシステムで実行される GDB > > によって処理されます。 > > ご指摘の趣旨はわかります。 > 旧訳の「考慮されます」が不自然との指摘かと思います。 > > この文が主眼に置くのは、「実行される GDB は (ローカル > にあるものではなく) サーバーサイドにある GDB ですよ」 > ということだと思います。ですからそもそも、旧訳の段階で > 焦点が、ややぼやけているように思います。 > > 再訳 > すべてのシンボルの処理は、ホストシステム上において > 動作する GDB が行います。 これで異議ありません。 > --- > >[以下 matsuand が引用を補記] > >[原文] > > (You may need to use the B<--baud> option if the serial line > > is running at anything except 9600 baud.) > >[旧訳] > > (シリアルラインが 9600 baud 以外で動作している場合は、 > > B<--baud> オプションが必要です。) > > -> > >[新訳] > > ... > > シリアルポートが 9600 > > ... > > #意味としてはこの方が正しいかと > > serial line は「シリアル回線」ではないですか? > > また旧訳では baud を訳さずに逃げているようですね。 > --baud オプションとの兼ね合いから、分からなくはない > のですが、以下のようにしっかりと訳した方が、 > よりわかりやすい表現ができると思います。 > > 再訳 > (シリアル回線のボーレート (baud rate) が 9600 以外の場合は、 > B<--baud> オプションの指定が必要になります。) これで異議ありません。 > > デバッグ出力を指定したファイルに書き出すことを指示します。 > > -> > > デバッグ出力を指定した\fIファイル\fRに書き出すことを指示します。 > > roff 構文上、下線つきとなっていないというご指摘かと思います。 > 原文は "I<filename>" であり、これは同時に、オプション書式内に > おける設定値名称 filename と一致するものであるため、そのまま > "I<filename>" とします。 > > 再訳 > デバッグ出力を指定した I<filename> に書き出すことを指示します。 了解です。 ribbon