matsuand です。 校正確認ありがとうございます。以下返信します。 ----- Original Message ----- > From: ribbon <jm****@ribbo*****> > To: linux****@lists***** > Cc: > Date: 2021/7/4, Sun 17:48 > Subject: [JM:02600] Re: [POST:DP] GNU gdb 10.2 gdbserver.1 > > On Sun, Jul 04, 2021 at 01:59:14PM +0900, matsuand wrote: >> <STATUS> >> stat: DP >> ppkg: GNU gdb 10.2 >> page: gdbserver.1 >> date: 2021/04/25 >> mail: michio_matsu****@yahoo***** >> name: Michio MATSUYAMA >> </STATUS> ... --- >[以下 matsuand が引用を補記] >[原文] > The program can be stripped to save space if needed, as > B<gdbserver> doesn't care about symbols. >[旧訳] > B<gdbserver> は、 シンボルを関知しないので、使用スペースを > 節約するためにプログラムをストリップしても構いません。 > -> >[新訳] > ... > プログラムからシンボルを切り捨ててもかまいません。 > # man strip の訳から上記のようにしてみました。 ご指摘は理解します。 「ストリップ」というカタカナ用語を創出するかどうか、 というところかと思います。 とりあえず「ストリップ」は取り下げます。 ただし「切り捨て」は、少々ニュアンスが適切でなく思います。 まるで不要だから捨てるんです、と言っているようです。 デバッグ時には必要となるシンボル情報なのですから、 「捨てる」と表現するのは失礼(?)に思います。 ちなみに IBM AIX のマニュアルページでは「除去する」 という言葉遣いを用いているようです。 https://www.ibm.com/docs/ja/aix/7.2?topic=s-strip-command 「取り除く」としておこうと思います。 ただしこの表現が strip のことであるのが分かるように カッコ書きをつけるようにしたいと思います。 再訳 プログラムからシンボルを取り除く (strip する) のでもかまいません。 ※ なお他所にも「ストリップ」という用語利用があるため、 そちらも見直します。 --- >[以下 matsuand が引用を補記] >[原文] > All symbol handling is taken care of by the GDB > running on the host system. >[旧訳] > 全てのシンボルは、ホストシステムで実行される GDB > によって考慮されます。 > -> >[新訳] > 全てのシンボルは、ホストシステムで実行される GDB > によって処理されます。 ご指摘の趣旨はわかります。 旧訳の「考慮されます」が不自然との指摘かと思います。 この文が主眼に置くのは、「実行される GDB は (ローカル にあるものではなく) サーバーサイドにある GDB ですよ」 ということだと思います。ですからそもそも、旧訳の段階で 焦点が、ややぼやけているように思います。 再訳 すべてのシンボルの処理は、ホストシステム上において 動作する GDB が行います。 --- > プログラムを実行します。(a) > -> > プログラムを実行します。次に、(a) > #日本語にするときに、つなぎがないとしっくりこないため。 ご指摘どおりです。修正します。 --- > (c) プログラムへの引数 > -> > (c) プログラムへの引き数 ... > 前の例と同じです。 引数 > -> > 前の例と同じです。 引き数 ... > 通常の場合同様、 最初の引数に > -> > 通常の場合同様、 最初の引き数に 「引数」とします。 --- >[以下 matsuand が引用を補記] >[原文] > (You may need to use the B<--baud> option if the serial line > is running at anything except 9600 baud.) >[旧訳] > (シリアルラインが 9600 baud 以外で動作している場合は、 > B<--baud> オプションが必要です。) > -> >[新訳] > ... > シリアルポートが 9600 > ... > #意味としてはこの方が正しいかと serial line は「シリアル回線」ではないですか? また旧訳では baud を訳さずに逃げているようですね。 --baud オプションとの兼ね合いから、分からなくはない のですが、以下のようにしっかりと訳した方が、 よりわかりやすい表現ができると思います。 再訳 (シリアル回線のボーレート (baud rate) が 9600 以外の場合は、 B<--baud> オプションの指定が必要になります。) --- > コマンドの引数は、デバイス名 > -> > コマンドの引き数は、デバイス名 「引数」 > は、シリアルライン \fI/dev/ttyb\fP を使用して > -> > は、シリアルポート \fI/dev/ttyb\fP を使用して ... > (シリアルライン利用時) > -> > (シリアル通信利用時) 「シリアル回線」とします。 > デバッグ出力を指定したファイルに書き出すことを指示します。 > -> > デバッグ出力を指定した\fIファイル\fRに書き出すことを指示します。 roff 構文上、下線つきとなっていないというご指摘かと思います。 原文は "I<filename>" であり、これは同時に、オプション書式内に おける設定値名称 filename と一致するものであるため、そのまま "I<filename>" とします。 再訳 デバッグ出力を指定した I<filename> に書き出すことを指示します。 > ラッパーに受け渡すコマンドライン引数があれば、続けて記述します。 > -> > ラッパーに受け渡すコマンドライン引き数があれば、続けて記述し、 「引数」