JBossSeamによる日本語対応アプリケーションの開発(基本編) Wiki

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【作成中ドキュメント】

一口にシフトJISといっても、Shift_JISの他に   Windows-31J、MS932、SJIS などがあるが、国際社会の様々な方々に、日本独特のエンコーディングの シフトJISを理解していただくために、敢えて一括りにShift_JISと記述します。

JBossSeamを利用して、日本語対応アプリケーションの開発を行う場合の、 「エンコーディング」についての注意事項をまとめてゆきます。

一般的に、国際化されたWebアプリケーションを開発するには、UTF-8の エンコーディングを用いて開発する場合が増えてきている。 しかし、一律的にUTF-8のエンコーディングで開発すれば良いという状況 ではなく、以下の理由から、現在は長い過渡期の状況にあると考えられる。

・日本語Windows上で開発を行う場合、OSのデフォルトのエンコーディ ングがUTF-8ではなく、Shift_JISであるために、UTF-8で開発  ・これまでのWebアプリケーションはShift_JISで開発されたもの多い

一律的にUTF-8のエンコーディングで開発すれば良いという状況ではなく、 現在は過渡期の状況にある。

○開発物のファイル・エンコーディング

JBossSeamは、国際化されたアプリケーションを容易に開発するためにUTF-8を 活用した設計、開発、設定が行われています

しかし、日本語Windows上で開発を行う場合、OSのデフォルトのエンコーディ ングがUTF-8ではないために、ファイル・エンコーディングをUTF-8として開発 するには、さまざま準備や設定が必要となります。 一方、日本語Mac OS Xや日本語Linuxでは、OSのデフォルトのロケールとエン コーディングをja_JP.UTF-8とすることができるために、容易にデフォルトの エンコーディングをUTF-8として、日本語対応のJBossSeamのアプリケーション をUTF-8のファイル・エンコーディングで開発することができます。

以下では、日本語Windowsで、日本語対応のJBossSeamアプリケーションを開発 する場合の考慮点についてまとめていきます 組み合わせととしては、JavaのプログラムソースやJSPファイルなどのJavaコン パイルするものは、Shift_JISのファイル・エンコーディングで、Web系のファ イル(*.html、*.xhtmlなど)はUTF-8のファイル・エンコーディングでとする こともできるが、 ここでは、基本全てをUTF-8、ないし、基本全てShift_JISを想定して説明する (このような想定をおいても、ツールの制約などにより例外が発生するので、

UFT-8時代の日本語WindowsでWeb/Javaアプリケーション開発は、)
    • Shift_JISによる開発 メリット  日本語Windowsのデフォルトのエンコーディングは、MS932であるので、  encodingをShift_JISで開発するのは  今までのWebアプリケーションの開発と同じ環境環境で開発ができる  今までのWebアプリケーションのノウハウを活用できる  - 文字化け対策  - 漢字コード範囲確認(第一水準、第二水準、外字など)  ジャンプスタートするには、非常に手っ取り早い方法である。
デメリット
    • UTF-8による開発 メリット  JBossSeamは、国際化されたアプリケーションを容易に開発するためにUTF-8を活用した  設計、開発、設定が行われています デメリット  UTF-8で開発するには、Eclipseを筆頭に、UTF-8で開発するために設定が必要です。    日本語WindowsのEclipseでUTF-8で開発できるようにするには、様々な設定変更が  必要です。また、標準以外で使用するプラグインの設定も必要になる場合が多いです。