[jbug-trans 156] Re: bijection など翻訳について

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Fusayuki Minamoto miki.****@nifty*****
2006年 4月 11日 (火) 12:41:37 JST


JJBugが、JBossの翻訳用語を取り仕切るというつもりがあるか、という
ポリシーの問題だと思います。

もしも、outjectionという用語はソフト業界で一般用語として
扱われるようになれば、そのときは、誰かが訳語を考えるでしょう。

ここでは「注出」、あそこでは「逆注入」、のような用語が氾濫することが
読者にとってはもっとも困る事態ではないでしょうか。

私は昔、インヘリタンスのことを「遺産」と書いてあるソフト工学
の本を読みました。そういうことをJJBugはやってはならないと思います。

ならば、JJBugはJBoss用語集を普及するための活動をするつもりがあるか、
という冒頭のポリシーの問題を考える必要がでてきます。

Miki
----- Original Message -----
>Date: Tue, 11 Apr 2006 12:15:26 +0900 (JST)
>From: Fusayuki Minamoto <miki.****@nifty*****>
>To: japan****@lists*****
>Subject: [jbug-trans 155] Re: bijection など翻訳について
>
>
>私は「注出」や「逆注入」のような用語を作るのは反対です。
>私だったらin-, out-, bi-の語感を素直に脚注で説明します。
>次のような感じ(あくまでも例ですよ!)。
>
>アウトジェクション(outjection)※[1]
>バイジェクション(bijection)※[2]
>
>訳注[1]
>インジェクション(injection)に対応するSeam固有の用語。
>インジェクションがコンテキストからコンポーネントに依存注入するのに対し、
>アウトジェクションはコンポーネントからコンテキストに依存注入する。
>インとアウトでこの方向の違いを表す。
>
>訳注[2]
>これもSeam固有の用語。
>インジェクションとアウトジェクションの双方向をサポートする依存注入。
>
>
>なんでも、かんでもカタカナが良いというわけでもないので、
>私も他の方の意見を聞きたいです。
>
>Miki
>----- Original Message -----
>>Date: Mon, 10 Apr 2006 19:39:50 +0900
>>From: Takayoshi Osawa <t****@osawa*****>
>>To: japan-jbug-translators <japan****@lists*****>
>>Subject: [jbug-trans 152] bijectionなど翻訳について
>>
>>
>>大沢です。
>>Seam翻訳中、折り返し地点です。
>>
>>Seamにはコンテキストからコンポーネントにinjectする反対
>>コンポーネントからコンテキストにoutjectする機能があります。
>>ここで、outjectはJBossで作られた全くの造語と思われます。
>>
>>また、両方をあわせてbijectionの機能ってことになります。
>>双方向ってのがあるほうが、日本語的にはイメージしやすいですが
>>どうしましょう????
>>
>>アドバイスお願いいたします。
>>
>>一応、SourceForgeに途中経過をアップロードしました。
>>コンセプト、アノテーションあたりにたくさんこの
>>ワードが登場します。
>>
>>1)bijection
>>	(1)バイジェクション(単なるカタカナ化)
>>	(2)双方向インジェクション
>>	(3)双方向注入
>>
>>2)injection
>>	(1)インジェクション(単なるカタカナ化)
>>	(2)注入
>>
>>3)outjection
>>	(1)アウトジェクション(単なるカタカナ化)
>>	(2)注出
>>	(3)逆注入
>>
>>4)contextual component model
>>	(1)コンテキスト的コンポーネントモデル
>>
>>5)conversation context
>>	(1)会話コンテキスト


----
皆本 房幸 <miki.****@nifty*****>
http://d.hatena.ne.jp/neverbird/about



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