[Tomoyo-dev 1176] Re: プロファイルの指定方法の変更について

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Tetsuo Handa from-****@I-lov*****
2009年 8月 28日 (金) 10:45:56 JST


 熊猫です。

Hideki Yamane さんは書きました:
>  * 1.7 は 1.6.8 利用時からの migration が存在していないので、
>   profile をすべて破棄して作り直しになる? (Y/n)
Yes.

>   -> system_policy.conf が存在しているのならば /etc/ccs 内
>    の .conf ファイルはすべて破棄する、でOK?
1.7 では /usr/lib/ccs/init_policy の処理時間が数分から数秒に短縮されたので、
post-install 処理で /usr/lib/ccs/init_policy を自動的に実行しても良いかと
思います。
しかし、 1.6 用のプロファイルが存在する場合に(ユーザの確認を経ずに)
自動的に破棄してしまうのはまずいと思います。ですから、 pre-install 処理で
1.6 用のプロファイルが存在していた場合には 1.7 用のツールをインストール
させないようにするというのもありかと思います。

>  * 1.6 系はメンテナンスモードになり、これからの利用としては 
>   1.7 の方が推奨になる? (Y/n)
Yes.
ただし、 1.6 用ツールパッケージを 1.7 用で置き換えるのは待ってください。

1.6.8 -> 1.7.0 は修正量が多い( revision 2965 時点で追加 9714 行、
削除 11276 行、全体で 16990 行)ですし、ドキュメントやツールの修正も
必要ですので、実際に導入してみて不具合が無いかどうかを確認するための
テスト期間を設けようと思います。テスト期間中は 1.6 / 1.7 / 2.2 という
3つのバージョンを http://tomoyo.sourceforge.jp/ に表示します。
熊猫もテスト期間中は 1.7 用の yum レポジトリを作成しないつもりです。

>   -> 2.2 系を別に用意するのならば 1.6.8 系は 1.7 にして
>    おかないと3つもパッケージが存在して色々コストが嵩むので
2.3 は 1.7 の仕様の内、LSMで実現できる範囲で、なおかつメインラインからの
了承が得られた機能が反映される予定です。( 1.6 -> 1.7 と同様に構文の見直しが
発生するので) 2.3 でも 2.2 からの migration は不可能になります。ですから、
2.x 用のツールパッケージに関しても 1.x 用のツールパッケージと同じことを
考えておく必要がありますね。




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