渡辺信生
sakur****@gmail*****
2007年 3月 26日 (月) 02:26:16 JST
渡辺です。 遅くなりましたが、vmware上(ノートPC:windowsXP)のCentOS4.4にて、 パッチを当てたrpmのコンパイルに成功し、インストールも無事完了しました! 簡単に動作確認済みです。 > 実は、修正済みの kernel-2.6.18.8-0.1-default_tomoyo_1.4.spec は > 上記アドレスからダウンロードした ccs-patch.tar.gz の中に含まれています。 > オリジナルの /usr/src/packages/SOURCES/kernel-default.spec と比較してみると > どのように変更すればよいのかが判ることでしょう。 自分の環境で生成したspecファイルと./ccs-patch/kernel-2.6.9-42.0.10.EL_tomoyo_1.4.spec とのdiffを確認しつつ、なんとか同じ状態にしてインストールしただけなので、 中身に関しては何をしているのかまださっぱり理解していませんが…。 今後は、この中身に関しても理解していけるよう努力します…。 余談になってしまいますが、tomoyoの動作確認用に vmware上にもうひとつディストリビューションをインストールしようと考えています。 そこで、このディストリビューションでも確認して欲しいなどの意見等がありましたら ご連絡いただけると助かります。 以上です。よろしくお願いします。 07/03/24 に Tetsuo Handa<from-****@i-lov*****> さんは書きました: > 熊猫です。 > > > で、rpm版のコンパイルですが成功しました。 > おめでとうございます。 > > では、次は TOMOYO パッチを当ててコンパイルする手順ですね。 > 以下は SuSE 10.2 の場合です。( SuSE 10.1 もほとんど同じです。) > > まず、 /usr/src/packages/SOURCES/kernel-default.spec を > 適当な場所にコピーしてください。例えば > > cp -p /usr/src/packages/SOURCES/kernel-default.spec ~/kernel-2.6.18.8-0.1-default_tomoyo_1.4.spec > > のようにします。 > 次に、 kernel-2.6.18.8-0.1-default_tomoyo_1.4.spec を開きます。 > > > ファイルの先頭のほうにある Release: で始まる場所へジャンプしてください。 > そして、 Release: の値を 0.1 から 0.1_tomoyo_1.4 に変更してください。 > この作業は、ディストリビュータのカーネルと TOMOYO パッチを当てたカーネルを > 区別できるようにするために必要です。 > > > 次に、 %define tolerate_kabi_changes で始まる場所へジャンプしてください。 > そして、 %define tolerate_kabi_changes の値を 31 に変更してください。 > (最初から 31 になっている場合は変更しないで大丈夫です。) > > > 次に %build という場所へジャンプしてください。 > そして、 cd linux-2.6.18 という行と cp .config .config.orig という行の間に > > # TOMOYO Linux > tar -zxf %_sourcedir/ccs-patch-1.4-20070401.tar.gz > patch -sp1 < ccs-patch-2.6.18.8-0.1_SUSE.txt > cat config.ccs >> .config > > という4行を挿入してください。 > この作業は、 TOMOYO パッチを展開して適用するために必要です。 > config.ccs は ccs-patch-1.4-20070401.tar.gz の中に含まれており、 > TOMOYO のデフォルト値が記録されています。 > config.ccs の内容を .config に追加することにより、 > make silentoldconfig や make nonint_oldconfig の実行時に > TOMOYO の指定が行われていないことが原因のエラーが発生するのを > 回避することができます。 > %_sourcedir は( SuSE 10.2 の場合、) /usr/src/packages/SOURCES として処理されます。 > > > ファイルの最後のほうにある %changelog という場所へジャンプしてください。 > そして、最初と最後のログだけを残して、その間のログは削除してください。 > この作業は、 sourceforge.jp のトラッキングシステムに登録する際のファイルサイズの > 制限をクリアするためだけのものであり、トラッキングシステムに登録しないのであれば不要です。 > 既に公開されているバイナリ RPM パッケージ用の SPEC ファイルは > http://sourceforge.jp/tracker/?atid=7342&group_id=1973&func=browse にあります。 > > > 以上の修正を行ったら kernel-2.6.18.8-0.1-default_tomoyo_1.4.spec を保存します。 > > ccs-patch-1.4-20070401.tar.gz を /usr/src/packages/SOURCES/ ディレクトリに置いてください。 > まだ ccs-patch-1.4-20070401.tar.gz はリリースされていないので > 以下のように subversion から取得して作成します。 > > wget -O ccs-patch.tar.gz 'http://svn.sourceforge.jp/cgi-bin/viewcvs.cgi/trunk/ccs-patch.tar.gz?root=tomoyo&view=tar' > tar -zxf ccs-patch.tar.gz > cd ccs-patch > tar -zcf /usr/src/packages/SOURCES/ccs-patch-1.4-20070401.tar.gz -- * > > あとは、 > > rpmbuild -bb ~/kernel-2.6.18.8-0.1-default_tomoyo_1.4.spec > > のようにすれば TOMOYO パッチを適用したバイナリカーネルパッケージが作成されます。 > > 実は、修正済みの kernel-2.6.18.8-0.1-default_tomoyo_1.4.spec は > 上記アドレスからダウンロードした ccs-patch.tar.gz の中に含まれています。 > オリジナルの /usr/src/packages/SOURCES/kernel-default.spec と比較してみると > どのように変更すればよいのかが判ることでしょう。 > > では、頑張ってください。 > > _______________________________________________ > tomoyo-dev mailing list > tomoy****@lists***** > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/tomoyo-dev >