[Scim-imengine-dev 668] ディストリビュータとの連携について

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UTUMI Hirosi utuhi****@yahoo*****
2005年 9月 15日 (木) 17:39:37 JST


内海です。

Ashie-san wrote:
> UTUMI wrote:
> > 主要ディストリについては たまーーにでいいので
> > 収録状況を確認したほうがいいかもしれません。

SUSE の UIM では uim-qtimmodule が uim 本体に merge されたことが
伝わっていませんでした。uim-module-manager の使いどころも
伝わっていませんでした。
こうした点はユーザからもパッケージャからも見落とされがちなので、
重大な変更を行った後は それが正しく伝わっているかどうかを
ご確認いただければと思った次第です。
(坂東さんや大力さんのようなかたがいらっしゃれば問題ないわけですが)

> むぅ、そうですねぇ。
>
> しかし私の方では、まだ取り込まれていないディストリビューションに取り込ん
> でもらうためには何をすべきなのか、を考えるので精一杯です。

(scim-anthy について言えば、もう大方のディストリビューションに取り込まれていると
思います)

私の場合は、
"どこかのディストリビューションで そのソフトの評価が高まれば、
他のディストリビューションにも話をしやすくなる"
と考えていました。
Mandriva は独自技術はあまりないのですが、そのぶん
面白いと思ったものをどんどん取り込んでいくところがあります。
そういうわけで Mandriva が切り口になればいいなと思っていました。
いまでは Anthy はいくつかのディストリビューションで
標準の かな漢字変換エンジンになっています。

Fedora については、Mandriva 用に IIIMF のパッケージを作ったときに
iiimf-m17nlib の不具合を見つけたので、Jens と誰か(忘れた)に連絡しました。
そのとき IIIMF の使いづらい点を伝えて、 SCIM/UIM を紹介しました。
http://www.geocities.jp/ep3797/multilingual_input_scim01.html
http://www.geocities.jp/ep3797/multilingual_input_iiimf01.html
Jens はすでに知っていたと思いますし、採用は大力さんのおかげなのですが、
興味を持っていただく一助にはなったと思います。

パッケージの採用に関しては、
ディストリビューション向けのパッケージをゼロから作ってもらうことは難しいので、
不完全でもいいから自力でパッケージを用意することが必要です。
あとは適切な場所に報告して、そこから先はスタッフのやる気と
ユーザの vote によるのではないでしょうか。

更新の遅れているパッケージをアップデートして、そのついでに
"こんなパッケージも作ったんだけどアップロードしてくれない?" と
頼むのも良いと思います。

//
Bando-san wrote:
http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/scim-imengine-dev/2005-September/000650.html
> あと、日本語サポートはいまいちですが
(笑)
やりたかったことはやりました。

> Mandriva のスピードは捨て難いです。
インストールも速いので、テスターにはありがたいです。

Mike から "まだ scim-anthy が抜けていたけど、RC3 で修正する" と
連絡をもらいました。
> The bug still persisted but should be finally fixed for RC3 now, see:
> http://bugzilla.novell.com/show_bug.cgi?id=116730

足永さん、向井さん の SCIM モジュールにはとても感謝しています。
いつもありがとうございます。


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