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2008年 1月 5日 (土) 04:03:19 JST
Index: docs/perl/5.10.0/perlfunc.pod diff -u docs/perl/5.10.0/perlfunc.pod:1.1 docs/perl/5.10.0/perlfunc.pod:1.2 --- docs/perl/5.10.0/perlfunc.pod:1.1 Thu Jan 3 03:13:25 2008 +++ docs/perl/5.10.0/perlfunc.pod Sat Jan 5 04:03:19 2008 @@ -322,9 +322,8 @@ =end original -(These are only available if you enable the "switch" feature. -See L<feature> and L<perlsyn/"Switch statements">.) -(TBT) +(これらは "switch" 機能が有効の場合にのみ利用可能です。 +L<feature> と L<perlsyn/"Switch statements"> を参照してください。) =item Keywords related to scoping @@ -340,9 +339,8 @@ =end original -(C<state> is only available if the "state" feature is enabled. See -L<feature>.) -(TBT) +(C<state> は "state" 機能が有効の場合にのみ利用可能です。 +L<feature> を参照してください。) =item Miscellaneous functions @@ -1146,10 +1144,9 @@ FILEHANDLE が UTF-8 であるというマークをつけるには、C<:utf8> か C<:encoding(utf8)> を使ってください。 -C<:utf8> just marks the data as UTF-8 without further checking, -while C<:encoding(utf8)> checks the data for actually being valid -UTF-8. More details can be found in L<PerlIO::encoding>. -(TBT) +C<:utf8> は、さらなるチェックなしにデータが UTF-8 としてマークしますが、 +C<:encoding(utf8)> はデータが実際に有効な UTF-8 かどうかをチェックします。 +さらなる詳細は L<PerlIO::encoding> にあります。 =begin original @@ -1318,8 +1315,7 @@ =end original -Break out of a C<given()> block. -(TBT) +C<given()> ブロックから脱出します。 =begin original @@ -1328,9 +1324,8 @@ =end original -This keyword is enabled by the "switch" feature: see L<feature> -for more information. -(TBT) +このキーワードは "switch" 機能によって有効になります: +さらなる情報については L<feature> を参照してください。 =item caller EXPR X<caller> X<call stack> X<stack> X<stack trace> @@ -1890,11 +1885,8 @@ FILEHANDLE に対応したファイルまたはパイプをクローズして、 IO バッファをフラッシュし、システムファイル記述子をクローズします。 -Returns true if those -operations have succeeded and if no error was reported by any PerlIO -layer. +操作が成功し、PerlIO 層からエラーが報告されなかった場合に真を返します。 引数が省略された場合、現在選択されているファイルハンドルをクローズします。 -(TBT) =begin original @@ -2079,11 +2071,10 @@ =end original -If the "switch" feature is enabled, C<continue> is also a -function that will break out of the current C<when> or C<default> -block, and fall through to the next case. See L<feature> and -L<perlsyn/"Switch statements"> for more information. -(TBT) +"switch" 機能が有効なら、C<continue> は現在の C<when> や C<default> の +ブロックから飛び出して、次の場合に移動するための文となります。 +さらなる情報については L<feature> と L<perlsyn/"Switch statements"> を +参照してください。 =item cos EXPR X<cos> X<cosine> X<acos> X<arccosine> @@ -2187,13 +2178,12 @@ すでにあるダイジェスト文字列を検証するには、ダイジェストを (C<crypt($plain, $digest) eq $digest> のようにして)salt として使います。 -The SALT used -to create the digest is visible as part of the digest. This ensures -crypt() will hash the new string with the same salt as the digest. -これによって標準的な C<crypt|/crypt> や、より風変わりな実装で動作します。 +ダイジェストを作るのに使われた SALT はダイジェストの一部として見えます。 +これにより、crypt() は同じ salt で新しい文字列をダイジェストとして +ハッシュ化できるようにします。 +これによって標準的な C<crypt|/crypt> や、より風変わりな実装でも動作します。 言い換えると、返される文字列そのものや、ダイジェスト文字列が 何バイトあるかといったことに対して、どのような仮定もしてはいけません。 -(TBT) =begin original @@ -2273,8 +2263,7 @@ L<crypt|/crypt> 関数は大量のデータのハッシュ化には向いていません。 これは情報を戻せないという理由だけではありません。 -Look at the L<Digest> module for more robust algorithms. -(TBT) +より頑強なアルゴリズムについては L<Digest> モジュールを参照してください。 =begin original @@ -2852,9 +2841,9 @@ マッチングするときに時々好まれます。 Because $@ is a global variable, and eval() may be used within object implementations, care must be taken that analyzing the -error object doesn't replace the reference in the global variable. The -easiest solution is to make a local copy of the reference before doing -other manipulations. +error object doesn't replace the reference in the global variable. +最も簡単な解決方法は、他の操作をする前にリファレンスのローカルコピーを +作ることです。 以下に例を示します: (TBT) @@ -4829,9 +4818,7 @@ =end original -In the opposite way, to resolve a hostname to the IP address -you can write this: -(TBT) +逆方向に、ホスト名から IP アドレスを解決するには以下のように書けます: use Socket; $packed_ip = gethostbyname("www.perl.org"); @@ -4846,9 +4833,8 @@ =end original -Make sure <gethostbyname()> is called in SCALAR context and that -its return value is checked for definedness. -(TBT) +C<gethostbyname()> はスカラコンテキストで呼び出すようにして、返り値が +定義されているかを必ずチェックしてください。 =begin original @@ -4959,8 +4945,7 @@ =end original -An example testing if Nagle's algorithm is turned on on a socket: -(TBT) +あるソケットで Nagle のアルゴリズム有効かどうかを調べる例です: use Socket qw(:all); @@ -5024,9 +5009,8 @@ =end original -Works just like L<localtime> but the returned values are -localized for the standard Greenwich time zone. -(TBT) +L<localtime> と同様に働きますが、返り値はグリニッジ標準時に +ローカライズされています。 =begin original @@ -5036,10 +5020,9 @@ =end original -Note: when called in list context, $isdst, the last value -returned by gmtime is always C<0>. There is no -Daylight Saving Time in GMT. -(TBT) +注意: リストコンテキストで呼び出した時、gmtime が返す末尾の値である +$isdst は常に C<0> です。 +GMT には夏時間はありません。 =begin original @@ -5308,14 +5291,12 @@ 完全正規表現パターンマッチのワイルドカード的な振る舞いはしません。 STR の中の POSITION の位置以降で、最初に SUBSTR が見つかった位置を返します。 POSITION が省略された場合には、STR の最初から探し始めます。 -POSITION before the beginning of the string -or after its end is treated as if it were the beginning or the end, -respectively. -POSITION と返り値のベースは、C<0> (もしくは、変数 C<$[> に設定した値です -- しかし、 -これは使ってはいけません)。 +POSITION が文字列の先頭より前、あるいは末尾より後ろを指定した場合は、 +それぞれ先頭と末尾を指定されたものとして扱われます。 +POSITION と返り値のベースは、C<0> (もしくは、変数 C<$[> に設定した値です -- +しかし、これは使ってはいけません)。 SURSTR が見つからなかった場合には、C<index> はベースよりも 1 小さい値、 通常は C<-1> が返されます。 -(TBT) =item int EXPR X<int> X<integer> X<truncate> X<trunc> X<floor> @@ -5824,11 +5805,9 @@ EXPR が Unicode の場合、バイト数ではなく、文字の数が返ります。 内部文字列のバイト数が必要な場合は L<bytes> を参照して、 C<do { use bytes; length(EXPR) }> を使ってください。 -Note that the internal encoding is variable, and the number -of bytes usually meaningless. To get the number of bytes that the -string would have when encoded as UTF-8, use -C<length(Encoding::encode_utf8(EXPR))>. -(TBT) +内部エンコーディングは様々なので、バイト数は普通は無意味です。 +UTF-8 でエンコードされている場合の文字列のバイト数を得たい場合は、 +C<length(Encoding::encode_utf8(EXPR))> を使ってください。 =item link OLDFILE,NEWFILE X<link> @@ -5932,8 +5911,7 @@ C<$mday> は月の何日目か、C<$mon> は月の値です。 月の値は C<0..11> で、0 が 1 月、11 が 12 月です。 -This makes it easy to get a month name from a list: -(TBT) +これにより、リストから月の名前を得るのが簡単になります: my @abbr = qw( Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec ); print "$abbr[$mon] $mday"; @@ -6087,9 +6065,8 @@ =end original -For a comprehensive date and time representation look at the -L<DateTime> module on CPAN. -(TBT) +包括的な日付と時刻の表現については、CPAN の L<DateTime> モジュールを +参照してください。 =item lock THING X<lock> @@ -6387,9 +6364,8 @@ =end original -In order to recursively create a directory structure look at -the C<mkpath> function of the L<File::Path> module. -(TBT) +ディレクトリ構造を再帰的に作成するには、L<File::Path> モジュールの +C<makepath> 関数を参照してください。 =item msgctl ID,CMD,ARG X<msgctl> @@ -6981,11 +6957,10 @@ =end original -Since v5.8.0, perl has built using PerlIO by default. Unless you've -changed this (i.e. Configure -Uuseperlio), +v5.8.0 から、perl はデフォルトで PerlIO を使ってビルドされています。 +これ(Configure -Uuseperlio)を変更していない限り、 以下のようにして、Perl スカラに保持されている「オンメモリの」 ファイルをファイルハンドルを開くことができます: -(TBT) open($fh, '>', \$variable) || .. @@ -7102,8 +7077,7 @@ =end original -=end original -C<STDOUT> と C<STDERR> 保存し、リダイレクトし、元に戻すスクリプトを示します。 +C<STDOUT> と C<STDERR> 保存し、リダイレクトし、元に戻すスクリプトを示します: #!/usr/bin/perl open my $oldout, ">&STDOUT" or die "Can't dup STDOUT: $!"; @@ -7572,9 +7546,7 @@ =end original -If more than one value is listed, the list must be placed -in parentheses. -(TBT) +二つ以上の値をリストする場合は、リストはかっこでくくる必要があります。 our $foo; our($bar, $baz); @@ -7618,11 +7590,8 @@ C<our> 宣言ができます。 同じパッケージになっていると、警告が出力されるようになっていれば 複数の C<my> 宣言がある場合と同じように警告が出力されます。 -Unlike a second -C<my> declaration, which will bind the name to a fresh variable, a -second C<our> declaration in the same package, in the same scope, is -merely redundant. -(TBT) +新しい変数を名前に割り当てることになる 2 回目の C<my> 宣言と違って、 +同じパッケージの同じスコープで 2 回 C<our> 宣言するのは単に冗長です。 use warnings; package Foo; @@ -7958,12 +7927,10 @@ C<a>, C<A>, C<Z>, C<b>, C<B>, C<h>, C<H>, C<@>, C<.>, C<x>, C<X>, C<P> 以外の全ての型では、LIST からその数の値を取り出して使います。 繰り返し数に C<*> を指定すると、その時点で残っているすべての要素を意味します。 -ただし、C<@>, C<x>, C<X>では C<0> と -for <.> where it means relative to string start -C<u> と等価で、 -1 (あるいは 45 でも同じ) と等価です。 +ただし、C<@>, C<x>, C<X> では C<0> と等価で、 +C<.> では文字列の開始からの相対位置を意味し、 +C<u> では 1 (あるいは 45 でも同じ) と等価です。 数値の繰り返し数は C<pack 'C[80]', @arr> のように大かっこで囲むこともできます。 -(TBT) =begin original @@ -8004,9 +7971,8 @@ =end original -When used with C<@>, the repeat count represents an offset from the start -of the innermost () group. -(TBT) +C<@> を使うと、繰り返し数は一番内側の () グループの先頭からのオフセットを +表現します。 =begin original @@ -8039,9 +8005,7 @@ C<u> での繰り返し回数は、出力行毎に最大何バイトまでをエンコードするかを 示します。0, 1, 2 は 45 として扱われます。 -The repeat -count should not be more than 65. -(TBT) +繰り返し数は 65 を超えてはなりません。 =item * @@ -8609,9 +8573,9 @@ =end original -If you know exactly what you're doing, you can use the C<E<gt>> or C<E<lt>> -modifiers to force big- or little-endian byte-order on floating point values. -(TBT) +もし何をしようとしているのかを正確に理解しているなら、浮動小数点数の +バイト順をビッグエンディアンやリトルエンディアンに強制するために、 +C<E<gt>> と C<E<lt>> の修飾子が使えます。 =begin original @@ -9017,19 +8981,15 @@ 対象の変数に対して、前回の C<m//g> が終了した場所の オフセットを返します(変数が指定されなかった場合は C<$_> が使われます)。 -Note that -0 is a valid match offset. C<undef> indicates that the search position -is reset (usually due to match failure, but can also be because no match has -yet been performed on the scalar). -C<pos> directly accesses the location used -by the regexp engine to store the offset, so assigning to C<pos> will change -that offset, and -そのような変更は正規表現における C<\G> ゼロ幅アサートにも -影響を与えます。 -Because a failed C<m//gc> match doesn't reset the offset, -the return from C<pos> won't change either in this case. +0 は有効なマッチオフセットであることに注意してください。 +C<undef> は検索位置がリセットされることを意味します (通常はマッチ失敗が +原因ですが、このスカラ値にまだマッチングが行われていないためかもしれません)。 +C<pos> は正規表現エンジンがオフセットを保存するために使う場所を直接 +アクセスするので、C<pos> への代入はオフセットを変更し、そのような変更は +正規表現における C<\G> ゼロ幅アサートにも影響を与えます。 +C<m//gc> マッチに失敗してもオフセットはリセットしないので、 +C<pos> からの返り値はどちらの場合も変更されません。 L<perlre> と L<perlop> を参照してください。 -(TBT) =item print FILEHANDLE LIST X<print> @@ -9095,11 +9055,9 @@ =end original -もし FILESHANDLE を配列に保存していたり、 -or if you're using -any other expression more complex than a scalar variable to retrieve it, +もし FILESHANDLE を配列に保存していたり、それを得るためにスカラ変数より +複雑な表現を使っている場合、 代わりにその値を返すブロックを使う必要があります: -(TBT) print { $files[$i] } "stuff\n"; print { $OK ? STDOUT : STDERR } "stuff\n"; @@ -9747,9 +9705,8 @@ =end original -The result C<Regexp> indicates that the argument is a regular expression -resulting from C<qr//>. -(TBT) +C<Regexp> という結果は、h奇数が C<qr//> からの結果である +正規表現であることを意味します。 =begin original @@ -9799,9 +9756,8 @@ =end original -For a platform independent C<move> function look at the L<File::Copy> -module. -(TBT) +プラットフォームに依存しない C<move> 関数については L<File::Copy> モジュールを +参照してください。 =item require VERSION X<require> @@ -9867,12 +9823,9 @@ それ以外の場合には、C<require> は、既に読み込まれていないときに読み込む ライブラリファイルを要求するものとなります。 そのファイルは、基本的には C<eval> の一種である、do-FILE によって -読み込まれますwith the -caveat that lexical variables in the invoking script will be invisible -to the included code. -。 +読み込まれますが、起動したスクリプトのレキシカル変数は読み込まれたコードから +見えないという欠点があります。 意味的には、次のようなサブルーチンと同じようなものです: -(TBT) sub require { my ($filename) = @_; @@ -10052,8 +10005,7 @@ =end original -A filehandle, from which the file will be read. -(TBT) +ファイルが読み込まれるファイルハンドル。 =item 2 @@ -10069,7 +10021,8 @@ =end original -A reference to a subroutine. If there is no filehandle (previous item), +サブルーチンへのリファレンス。 +If there is no filehandle (previous item), then this subroutine is expected to generate one line of source code per call, writing the line into C<$_> and returning 1, then returning 0 at "end of file". If there is a filehandle, then the subroutine will be @@ -10087,9 +10040,9 @@ =end original -Optional state for the subroutine. The state is passed in as C<$_[1]>. A -reference to the subroutine itself is passed in as C<$_[0]>. -(TBT) +サブルーチンのための状態(オプション)。 +状態は C<$_[1]> として渡されます。 +サブルーチンへのリファレンス自身は C<$_[0]> として渡されます。 =back @@ -10393,9 +10346,8 @@ =end original -To remove a directory tree recursively (C<rm -rf> on unix) look at -the C<rmtree> function of the L<File::Path> module. -(TBT) +ディレクトリツリーを再帰的に削除したい (unix での C<rm -rf>) 場合、 +L<File::Path> モジュールの C<rmtree> 関数を参照してください。 =item s/// @@ -10423,10 +10375,8 @@ =end original -Just like C<print>, but implicitly appends a newline. -C<say LIST> is simply an abbreviation for C<{ local $\ = "\n"; print -LIST }>. -(TBT) +C<print> と同様ですが、暗黙に改行が追加されます。 +C<say LIST> は単に C<{ local $\ = "\n"; print LIST }> の省略形です。 =begin original @@ -10435,9 +10385,8 @@ =end original -This keyword is only available when the "say" feature is -enabled: see L<feature>. -(TBT) +このキーワードは、"say" 機能が有効の場合にのみ利用可能です: +L<feature> を参照してください。 =item scalar EXPR X<scalar> X<context> @@ -10813,9 +10762,8 @@ =end original -On error, C<select> behaves like the select(2) system call : it returns --1 and sets C<$!>. -(TBT) +エラー時は、C<select> は select(2) システムコールのように振舞います: +-1 を返し、C<$!> をセットします。 =begin original @@ -11041,11 +10989,10 @@ 要求したソケットオプションを設定します。 エラー時には、未定義値が返されます。 -Use integer constants provided by the C<Socket> module for -LEVEL and OPNAME. Values for LEVEL can also be obtained from -getprotobyname. OPTVAL might either be a packed string or an integer. -An integer OPTVAL is shorthand for pack("i", OPTVAL). -(TBT) +LEVEL と OPNAME には C<Socket> モジュールが提供する整数定数を使います。 +LEVEL の値は getprotobyname から得ることもできます。 +OPTVAL は pack された文字列か整数です。 +整数の OPTVAL は pack("i", OPTVAL) の省略表現です。 =begin original @@ -11053,8 +11000,7 @@ =end original -An example disabling the Nagle's algorithm for a socket: -(TBT) +ソケットに対する Nagle のアルゴリズムを無効にする例です: use Socket qw(IPPROTO_TCP TCP_NODELAY); setsockopt($socket, IPPROTO_TCP, TCP_NODELAY, 1); @@ -11284,13 +11230,13 @@ =end original -1 秒より精度の高いスリープを行なうには、setitimer(2) をサポートしている -システムでは、Perl の C<syscall> インタフェースを使ってアクセスするか、 -さもなければ上述の L</select> を参照してください。 -Time::HiRes モジュール(CPAN から、また Perl 5.8 からは標準配布の -一部です)も有用でしょう。 -(similar) -(TBT) +1 秒より精度の高いスリープを行なうには、 +Time::HiRes モジュール(CPAN から、また Perl 5.8 からは +標準配布されています) が usleep() を提供します。 +Perl の 4 引数版 select() を最初の 3 引数を未定義にして使うか、 +setitimer(2) をサポートしているシステムでは、Perl の +C<syscall> インタフェースを使ってアクセスすることもできます。 +詳しくは L<perlfaq8> を参照してください。 =begin original @@ -11784,8 +11730,7 @@ 文字列 EXPR を文字列のリストに分割して、リストを返します。 デフォルトでは、行頭の空白は保存され、末尾の空白は削除されます。 -(If all fields are empty, they are considered to be trailing.) -(TBT) +(全てのフィールドが空の場合、これらは末尾であるとして扱われます。) =begin original @@ -12266,9 +12211,8 @@ =end original -When a space and a plus sign are given as the flags at once, -a plus sign is used to prefix a positive number. -(TBT) +空白とプラス記号がフラグとして同時に与えられると、プラス記号は正の数に +前置するために使われます。 printf '<%+ d>', 12; # prints "<+12>" printf '<% +d>', 12; # prints "<+12>" @@ -12300,7 +12244,7 @@ =end original -このフラグは perl に、与えられた文字列を、文字毎に一つの整数のベクトルとして +このフラグは perl に、与えられた文字列を、文字毎に一つの整数のベクタとして 解釈させます。 Perl は各数値をフォーマットし、それから結果の文字列をセパレータ (デフォルトでは C<.>)で連結します。 @@ -12467,9 +12411,8 @@ =end original -If a precision obtained through C<*> is negative, it has the same -effect as no precision. -(TBT) +C<*> によって得られた精度が負数の場合、精度が指定されなかった場合と +同じ効果となります。 printf '<%.*s>', 7, "string"; # prints "<string>" printf '<%.*s>', 3, "string"; # prints "<str>" @@ -12488,7 +12431,7 @@ =end original -現在のところ制度を指定した数値から得ることはできませんが、 +現在のところ精度を指定した数値から得ることはできませんが、 将来は C<.*2$> のようにして可能にしようとしています: printf '<%.*2$x>', 1, 6; # INVALID, but in future will print "<000001>" @@ -13159,9 +13102,8 @@ =end original -C<state> variables are only enabled when the C<feature 'state'> pragma is -in effect. See L<feature>. -(TBT) +C<state> 変数は C<feature 'state'> プラグマが有効の場合のみ有効です。 +L<feature> を参照してください。 =item study SCALAR X<study> @@ -13434,9 +13376,8 @@ =end original -Prior to Perl version 5.9.1, the result of using an lvalue multiple times was -unspecified. -(TBT) +バージョン 5.9.1 以前の Perl では、複数回左辺値を使った場合の結果は +未定義でした。 =item symlink OLDFILE,NEWFILE X<symlink> X<link> X<symbolic link> X<link, symbolic> @@ -13645,13 +13586,12 @@ 利用可能です。 これはロック B<ではありません>: 排他性というのは既にファイルが 存在していた場合、sysopen() が失敗することを意味します。 -C<O_EXCL> may not work -on network filesystems, and has no effect unless the C<O_CREAT> flag -is set as well. Setting C<O_CREAT|O_EXCL> prevents the file from -being opened if it is a symbolic link. It does not protect against -symbolic links in the file's path. +C<O_EXCL> はネットワークファイルシステムでは動作せず、 +またC<O_CREAT> フラグも有効でない限りは効果がありません。 +C<O_CREAT|O_EXCL> をセットすると、これがシンボリックリンクだった場合は +ファイルを開くことを妨げます。 +これはファイルパス中のシンボリックリンクは守りません。 X<O_EXCL> -(TBT) =begin original @@ -14427,8 +14367,8 @@ =end original -Note that times for children are included only after they terminate. -(TBT) +子プロセスに対する times は、それらが終了した後に含められることに +注意してください。 =item tr/// @@ -14477,9 +14417,8 @@ =end original -The position in the file of FILEHANDLE is left unchanged. You may want to -call L<seek> before writing to the file. -(TBT) +FILEHANDLE のファイルの位置は変わりません。 +ファイルに書き込む前に L<seek> を呼び出したいかもしれません。 =item uc EXPR X<uc> X<uppercase> X<toupper> @@ -14754,8 +14693,7 @@ =end original -If EXPR is omitted, unpacks the C<$_> string. -(TBT) +EXPR が省略されると、C<$_> の文字列を unpack します。 =begin original @@ -14978,9 +14916,8 @@ VERSION が Perl の現在のバージョンより大きいと、致命的エラーが 発生します; Perl はファイルの残りを読み込みません。 L</require> と似ていますが、これは実行時にチェックされます。 -Symmetrically, C<no VERSION> allows you to specify that you want a version -of perl older than the specified one. -(TBT) +対称的に、C<no VERSION> は指定されたバージョンより古いバージョンの perl で +動作させたいことを意味します。 =begin original @@ -15039,7 +14976,8 @@ Also, if the specified perl version is greater than or equal to 5.9.5, C<use VERSION> will also load the C<feature> pragma and enable all -features available in the requested version. See L<feature>. +features available in the requested version. +L<feature> を参照してください。 (TBT) =begin original @@ -15232,9 +15170,7 @@ C ライブラリの utime(2) 関数を、秒の引数を null として呼び出します。 ほとんどのシステムでは、これによってファイルのアクセス時刻と修正時刻を 現在の時刻にセットし(つまり、上記の例と等価です)、 -and will even work on other users' files where you have write -permission: -(TBT) +書き込み権限があれば他のユーザーのファイルに対しても動作します。 utime undef, undef, @ARGV; @@ -15804,10 +15740,8 @@ =end original -C<wantarray()>'s result is unspecified in the top level of a file, -in a C<BEGIN>, C<UNITCHECK>, C<CHECK>, C<INIT> or C<END> block, or -in a C<DESTROY> method. -(TBT) +ファイルのトップレベル、C<BEGIN>, C<UNITCHECK>, C<CHECK>, C<INIT>, C<END> +ブロック内、C<DESTROY> メソッド内では C<wantarray()> の結果は未定義です。 =begin original @@ -15828,10 +15762,9 @@ =end original -Prints the value of LIST to STDERR. If the last element of LIST does -not end in a newline, it appends the same file/line number text as C<die> -does. -(TBT) +LIST の値を STDERR に出力します。 +LIST の最後の要素が改行で終わっていない場合、C<die> が行うのと同様の +ファイル/行番号のテキストが追加されます。 =begin original