TAKIZAWA Takashi
taki****@cyber*****
2013年 10月 27日 (日) 21:44:07 JST
みなさま、ご無沙汰しています。 滝澤です。 mutt 1.5.22がリリースされたのでパッチを作りました。 次の場所に置いています。 http://emaillab.jp/mutt/patch/ 従来のwcwidthパッチと動作を変えています。 mutt 1.5.22ではスレッド表示のツリーで使っている線描画にncursesのWACS文字 を使うようになりました。 そのため、WACS対応のncursesを利用できる場合は、ほとんどの端末では線描画 は1桁表示されるため、wcwidthパッチから罫線文字の処理を削除しました。 Windows環境のputtyとTera TermおよびMac OS X環境でのiTermではssh経由で リモート環境でmuttを動作させた場合は表示が正常にできています。 Linux環境でもgnome-terminalで同様に正常に表示ができています。 ただし、WACS文字に対応していない環境(従来通りUnicodeの罫線文字を使う) や2桁として扱ってしまう環境があるため、cjk_width_tree_charsパッチを別途 作成しました。 ツリーの線描画の文字が2桁で表示されるときにはこのパッチを適応して、 set cjk_width set cjk_width_tree_chars を設定してください。 なお、cjk_width_tree_charsを有効にしていても、スレッド表示をしていると きにMac OS Xのターミナルで桁ずれが生じて表示が乱れることがありますが、 解決していません。 -- TAKIZAWA Takashi(滝澤 隆史) http://www.emaillab.org/