[Mutt-j-users 75] Re: Muttのメール受信について

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山口 輝一 r-kam****@ryose*****
2005年 9月 14日 (水) 19:53:15 JST


山口と申します.


>> 今までは mutt+fetchmail+procmail+sendmail で構成しようと
>> 思っており
>> ましたが,とりあえず受信に関しては fetchmail をはぶき  
>> mutt
>> +procmail
>> としました.
>>
>
> 私は procmail を使ったことがないのですが、
> Mutt の POP 機能 (fetch-mail) によって受信したメッ 
> セージを
> procmail に渡すことはできないのではないかと思います。
>
> procmail を使いたいのであれば
> メールサーバ上で使うか fetchmail と組み合わせるかするのが
> 普通の使い方だと思っていました。

大変失礼しました.
情報収集しているうちにおっしゃるとおりprocmailを使うのであ 
ればfetchmailと組み合わせる必要があることが分かりました.
fetchmailをインストールしてとりあえず使える状態にしました.
また,procmailのほうも振分けレシピが完全ではありませんが, 
何とか使えておりますので完成度を高めるべく研究中です.

<snip>


>> また,spoolファイルは一般的にはどのように使われるのでしょ
>> うか?
>> オプションなしで起動した場合に set spoolfile で指定した
>> ファイルが表示されて
>> 受信したメールが表示されますが,"q"で終了させると/home/
>> user/Maildir/mbox
>> に既読メッセージを移動するか?と表示されるところを見ると,一旦
>> spoolに
>> 受信してそれぞれのmboxへ移動するという使い方のような気 
>> がし
>> ますが...
>>
>
> おおむね、それで合っています。
> ($mbox に移動するかどうかは $move で設定できます 
> が。)
>
> 実は Mutt において fetch-mail (G) は異端でありまし 
> て、
> 本来「受信は Mutt の仕事ではない」ということになっており 
> ます。

大変参考になります.

> 以下は、長い割にどうでもいいことなので、読まなくても大丈夫です。
>
> Mutt に関してもともと想定されている使い方というのは、
>
> ┃1. sendmail がメッセージを受信する。(たとえば /var/ 
> mail/tamo に)
>> ┃2. 同じホストで Mutt を起動する。既にメールは / 
> var/mail/tamoに
> ┃ 置いてあるので、fetch-mail (G) は必要ない。
> ┃ set spoolfile=/var/mail/tamo と設定しておけば良いだけ。
> ┃ すぐ読める。
>> ┃3. 読み終わったらホームディレクトリのどこかにメッセー 
> ジを移動する。
>
> という感じなのだと思います。
>
>
> しかしサーバ上でメールを読む人ばかりではありませんから、
> $spoolfile を NFS や IMAP の場所にすることもありま 
> す。
> (一応、POP サーバを指定することもできます。)
> これは 2 の部分を置換しているわけですね。
>
> それでも不満な POP ユーザは、2 ではなく 1 を 
> 取り替えます。
>
> ┃1.1. リモートの SMTP サーバがメッセージを受信す 
> る。
> ┃1.2. 自ホストからは fetchmail を起動する。
> ┃1.3. リモートの POP サーバがメッセージを  
> fetchmail に渡す。
> ┃1.4. fetchmail がメッセージをローカルファイルシステム 
> 上に置く。
> ┃ たとえば /var/mail/spool に。
>> ┃2. Mutt を起動する。既にメールは /var/mail/ 
> spool にあるので、
> ┃ Mutt で fetch-mail (G) 機能を使う必要はない。

私はこの方法を↑考えております.
送信に関してはnomailかnullmailを考えておりますが,ど 
ちらがどうなのか情報収集中です.
おすすめなどありましたらご教示くださるとありがたいです...

> この仕組みすら面倒だという人は
>
> ┃1. リモートの SMTP サーバがメッセージを受信する。
>> ┃2.1. Mutt を起動する。読むメッセージがローカルにない。
> ┃2.2. Mutt の fetch-mail を実行する。
> ┃2.3.リモートの POP サーバがメッセージを  
> Mutt に渡す。
> ┃2.4. Mutt がメッセージを $spoolfile に置く。
> ┃2.5. やっと読める。
>
> という使い方をします。
> これだと「メールを読もう」と思って Mutt を起動してから
> 実際に読めるようになるまで手間がかかるので、不便ですね。
> cron で fetchmail を実行するか、$spoolfile に  
> POP を
> 指定するのが私の個人的なオススメです。
>
>


大変丁寧にご指導いただき感謝いたします.
大まかな使い方が分かってきましたのでしばらく使ってみて慣れてから 
カスタマイズに挑戦しようと思います.


山口輝一 
r-kam****@ryose*****




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