[Mplus-fonts-dev 77] Re: Mplus 試用版

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kazuy****@mbg***** kazuy****@mbg*****
2003年 11月 18日 (火) 14:26:08 JST


いまづです。

>> #PfaEditでOS/2テーブルがうまくあつかえず、苦戦しました・・・。

>この辺りのノウハウを教えてもらえませんか?。

昨日は上記のように書いてしまいましたが、
よく考えると、私が仕様をちゃんと理解していないため、PfaEditはあまり関係がない
かもしれないので、とちと後悔しております。

が、ノウハウと呼べるものではありませんが、
なにかの参考になるかもしれないので、試行錯誤の流れを書いておきます。
また、突っ込み等々もおねがいします。

・metaconvert.plでmplus.ttfを作成したところ、
 新たに設定したAscender、Descenderの値が反映されていない件
 
 1.metaconvert.plでmplus.ttfを作成してみる
  2.TTEditで確認したところ、新たに設定したAscender、Descenderが
    使用されていない模様。
 3.Web等で調べたところWindowsではhheaテーブルのascender、descender
    ではなくOS2テーブルのsTypo〜の値を使用している模様。
  4.PfaEditのソースをみたところ、OS2テーブルのsTypo〜は
    SplineFont.pfminfoの値を反映しており、
    SFD、TTFを読み込む以外は値の設定をしていない。
 5.対応策としてSFDに一度落として、テキストエディタで直接OS2テーブルの
    sTypo〜の値を手で修正後TTFを出力しました。

・kochi-gothic.ttfにmplusのepsをインポートしたところ、
  フォントのスペーシングがおかしくなった件

 1.PfaEditでkochi-gothicにmplusのepsをインポートしTTFを作成。
 2.TTFをメモ帳@WindowsXPで確認してみたところ日本語のスペーシングがおかしい  
   (一文字分の余計な空白が入る、Konqueror@RedHat9では問題なし。
   比較条件が異なるのがなんですが・・・。)
 3.元のkochi-gothicと比較した結果、OS2テーブルのxAvgCharWidthの値が異なる。
    (kochi=512, mplus=900)
  4.TrueTypeの仕様書を見るとxAvgCharWidthの値はalphabet小文字+スペースの
    幅の平均値となっており、OpenTypeでは全文字の平均をとっている模様。
 5.PfaEditではOpenTypeの仕様になっている模様
 6.対応策として小文字+スペースの平均になるようにtottf.cを修正。
    (avg2/cnt2→avg1/cnt1にする)

以上ですが、結構適当な対応なので、
対応が間違いとか、そもそも、OTFで出力してれば問題なく動くのでは・・・と思った
りもしています。
できれば識者からの突っ込みをおねがいします。

 




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