RPM 配布の未実現状況の解消
現時点の判断として、以下のように最上位 Makefile の所定箇所をコメントアウトするだけで、RPM処理を無効にできます。とりあえずの対処としてこれを行おうと思います。
sed -i -e "s/#RPM#//g" Makefile を実行すれば、すぐ元の状態に戻せます。
- diff --git a/Makefile b/Makefile
- index 729130db..43453ade 100644
- --- a/Makefile
- +++ b/Makefile
- @@ -103,13 +103,13 @@ web-extra:
- #
- archive-install: stamp/latest-archive-modified
- -$(RM) www/man-pages-ja-*.tar.gz www/per-pkg/*.gz
- - -$(RM) www/rpm/*.rpm
- +#RPM# -$(RM) www/rpm/*.rpm
- cp $(TMPDIR)/$(DIST).tar.gz www/
- mkdir -p www/per-pkg
- cp $(TMPDIR)/man-pages-ja-*-$(JMRELEASE).tar.gz www/per-pkg
- - mkdir -p www/rpm
- - -cp $(RPMROOT)/RPMS/noarch/$(JMRPMDIST).noarch.rpm www/rpm
- - -cp $(RPMROOT)/SRPMS/$(JMRPMDIST).src.rpm www/rpm
- +#RPM# mkdir -p www/rpm
- +#RPM# -cp $(RPMROOT)/RPMS/noarch/$(JMRPMDIST).noarch.rpm www/rpm
- +#RPM# -cp $(RPMROOT)/SRPMS/$(JMRPMDIST).src.rpm www/rpm
- touch $<
- make -C www/ DATE=$(JMRELEASE)\
- WWWROOT=$(WWWROOT) CGIROOT=$(CGIROOT)\
- @@ -118,7 +118,7 @@ archive-install: stamp/latest-archive-modified
- WWWROOT=$(WWWROOT) CGIROOT=$(CGIROOT)\
- install
- -stamp/latest-archive-modified: tarball rpm
- +stamp/latest-archive-modified: tarball #RPM#rpm
- #
- # tarball
各ディストリビューション共通のRPMが作れるのであれば、残しておいてもよいかもしれません。 各ディストリビューション固有の仕組みがあって、そちらに合わせなければならないのであれば、ここで作る必要はないかと思います。
現在、当プロジェクトのサーバーディレクトリ内では、月例バッチにより RPM 配布を作り出す仕組み、およびその成果物が組み入れられていますが、これを提供する形は実現していないと見受けられます。
RPM 配布は不要と考えられます。一般ユーザーにとっては、日本語manを、各OSが提供するパッケージ管理ツールに委ねることで、その更新や削除を適切に行うメリットがありますが、そもそもこれに期待する一般ユーザーがどれだけいるのか、という疑問があります。またディストリビューターが日本語manページ類を入手しようとする場合、そもそもRPMを利用しないOSかもしれないし、各OSの配布方式に合わせて、manページの切り捨てやファイル名変更、ディレクトリ配置変更なども必要となるため、RPM での配布はほぼ意味を為さないものと思います。
しばらく各位の反応状況を待って、特に意見がなければ、RPM生成処理をなくす方向で matsuand が対処しようと思います。