matsuand です。 本件について、私の現時点での結論(解消策)を まとめておきます。多分に個人的趣味を含みます。 まず改めてですが、支障となっている問題としては (主にBSD由来の) man ページにおいて、 1. man ページヘッダーが表示されない 2. おもにSYNOPSIS の項にて #include などが 表示されない といったものでした。 対応その1 回避策としては以下を実行します (root権限)。 (groff インストールdirはdistroで異なるので注意) cat >> /usr/share/groff/site-tmac/mdoc.local <<"EOF" . .if "\*[locale]"japanese" \{\ . ds doc-section-name \[u540D]\[u524D] . ds doc-section-synopsis \[u66F8]\[u5F0F] .\} EOF この状態で、 http://linuxjm.osdn.jp/guide/basic_info.html に示されている man-ja.sh の手法 (ja.tmacを読み込む) 方式をとっていれば、日本語化manページについて 問題点が解消されます。 なお上記では name と synopsis しか日本語化 対応しておらず、本当はこの他にもあります。 現時点ではその対応をサボっています。 # ちなみにですが、上のヒアドキュメントによるファイル # mdoc.local は ja.tmac の読み込みを前提として # ja.tmac 内の lang japanese の定義を受けて # その後に読み込まれます。 対応その2 上で述べた ja.tmac を読み込む方法ですが、 別解があります。 export MANROFFOPT=-mja を利用する方法です。 たとえば $ MANROFFOPT=-mja man 3 libmagic とすれば、man-ja.sh と同じ結果になります。 そこで bashrc などにエイリアスを切って alias man='MANROFFOPT=-mja man' としておくと $ man 3 libmagic で難なく問題解決です。 一方、この状態で、オリジナル英文 man を参照すると 返ってオリジナルman の表記がおかしくなります。 そこでその場合は、エイリアスを一時無効にして $ \man 3 libmagic とすればよく、切り替えが容易です。 私は個人的趣味として、 このようにして対処していこうと思います。 alias の件は趣味の世界ですが、 mdoc.local の件は、後々当プロジェクト ユーザーに向けての発信が必要になるか と思います。