On Mon, Jan 04, 2021 at 11:58:15AM +0900, 長南洋一 wrote: > > 訳注: たとえば、\fBat\fP や > > > >Bat って Windows の自動実行用スクリプトファイルの拡張子では? > > ここは、「たとえば、at や cron から実行される場合」と表示されるはずです。 > "\fBxxx\fP" は、「xxx をボールドで表示」ですから。 あ、失敗しました。おっしゃるとおりですね。 > ユーザは mesg ユーティリティを実行することで、標準エラー出力が結合している > 端末デバイスに、他のユーザが持つ書き込み権限を制御することができる。 > > たしかにこの方が、スッキリしてきれいですね。しかし、私としては、自分と他人の > 対立をはっきり出しておきたかったのです。マニュアルは冗長でも、曖昧さがない方が > よいと思っていますので。読者をあまり信用していないということでもあります。 なるほど。この辺は好みですね。 > > その端末にメッセージを表示できるようになるのだ。 > > → > > その端末にメッセージを表示できるようになる。 > > > > のだ はちょっと違和感があります。 > > これも分かります。「のだ」は鈍重です。私も、「のだ」を入れるか、入れないか、 > 随分迷いました。でも、この文は、何故、端末の書き込み権限を制御する必要があるのか > という、前の文に対する説明だと思います。それで、付けたる方を選びました。 うーん、でもやはり違和感が強いのですね。ここだけ浮いちゃっている感じがするし、 こういう断定のような書き方は他のマニュアルでは見ないので。 > > デフォルト は 既定 に訳しますか? 方針として。 > > 今ではもう、普通のユーザにも「デフォルト」の方が通りがよいというか、 > 意味的にも正確に伝わるのではないかと思っています。それで、default は > 「デフォルト」にしています。 了解です。経済系だと default は、全然別の意味になるのですが ITの、しかもLinuxという世界だからまあいいか。 > > 2.33 で採用されたものである。 > > → > > 2.33 で導入された。 ではどうでしょうか。 > > これは、どちらもありますね。ただ、私は、「導入」という固い言葉をできるだけ > 使いたくないのです。もちろん、ほかに言いようがないときは使いますけれど。 うーん、固いというか、ごく普通に使っていたので。Ex. ソフトウェアの導入。 > > メッセージを許可しない。 > > → > > メッセージの表示を許可しない。 > > > > yの時と訳を同じようににしてみました。 > > ええ、そろえた方が見栄えがよいと思います。私もそうしようと思いました。 > ただ、原文は、「表示を許可しない」のではなく、「メッセージを許可しない」 > と言いたいのではないかと思ったので、原文のとおりにしました。 ただ、メッセージを許可しない だと メッセージの *何を* 許可しないかが 不明になってしまいます。ですので、ここでは *表示* を補った方がいいと思いました。 > > > 何をやっているか説明する。 > > → > > 何をやっているかを表示する。 ではどうでしょうか。 > > 「表示する」が三つ続いてしまうので、「説明する」にしておいたのだと思います。 > 一つの文としては、「表示する」の方がきれいですね。 列挙するような場合は、同じパターンが並んでも違和感はないと思います。 > > > ユーティリティは、次の値の一つで終了する。 > > → > > ユーティリティは、次の値のどれかを戻り値として返す。 ではどうでしょうか。 > > 最近の man page では return value という言葉をできるだけ使わないように > しているようです。そこで、翻訳でも「返り値、戻り値」の使用を避けています。 あまりシェルスクリプトで処理することを前提にしなくなったのかな。 ribbon