長南洋一
cyoic****@maple*****
2012年 6月 10日 (日) 15:56:14 JST
Fork長南です。
cancel と lprm には、よくわからないところがあります。
cancel の DESCRIPTION にこう書いてあります。
cancel cancels existing print jobs. The -a option will remove all jobs
from the specified destination.
cancel は存在する印刷ジョブの取り消しを行う。 -a オプションを付けると、
指定された出力先のすべてのジョブを消去する。
ついでに、-a オプションの項を見ると、
-a
Cancel all jobs on the named destination, or all jobs on all
destinations if none is provided.
指定された出力先のすべてのジョブをキャンセルする。 出力先が指定
されていない場合は、すべての出力先のすべてのジョブをキャンセルする。
こう訳すところでしょう。ところが、debian sid (cups-1.5.3) では、
こんなふうになります (debian squeeze, cups-1.4.4-7+squeez でも同様)。
$ lp math_example.ps
request id is Brother_DCP-390CN-57 (1 file(s))
$ lp imagnary.ps
request id is Brother_DCP-390CN-58 (1 file(s))
$ lpstat
Brother_DCP-390CN-57 cyoichi 49152 2012年06月10日 09時52分17秒
Brother_DCP-390CN-57 cyoichi 83968 2012年06月10日 09時52分26秒
$ cancel -a
cancel: purge-jobs failed: Forbidden
/etc/cups/cupsd.conf の <Policy default> は、こうなっているのにです。
<Limit Send-Document ... Purge-Jobs ...>
Require user @OWNER @SYSTEM
Order deny,allow
</Limit>
lprm も同様です。lprm の DESCRIPTION から引用します。
... You can specify one or more job ID numbers to cancel those
jobs or use the - option to cancel all jobs.
... ジョブの ID 番号を一つ以上指定すれば、指定した複数のジョブが
キャンセルされる。 - オプションを使用して、すべてのジョブをキャンセル
することもできる。
ところが、上の状況で cancel の代わりに lprm を使っても、こうなります。
$ lprm -
lprm: Forbidden
root ユーザになれは、cancel -a も lprm - も成功します。
どういうことなんでしょう。debian 特有の設定なんでしょうか。
だとしたら、どこで、どういう設定をしているんでしょう。
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長南洋一