Masakazu Takahashi
emasa****@gmail*****
2011年 9月 16日 (金) 23:55:40 JST
2011/9/16 長南洋一 <cyoic****@maple*****>: > 長南です。 レビューありがとうございます。以下のとおり反映しました。 https://github.com/emasaka/bash-jman/commit/1b5b1ff84b1c58f77c2fd7649e167ca0e1dd46e4 >>>> .\"O .B Bash >>>> .\"O attempts to determine when it is being run with its standard input >>>> .\"O connected to a network connection, as when executed by the remote shell >>>> .\"O daemon, usually \fIrshd\fP, or the secure shell daemon \fIsshd\fP. >>>> .B bash >>>> は、自分を起動したのがリモートシェルデーモン (通常はリモートシェルデーモン >>>> \fIrshd\fP またはセキュアシェルデーモン \fIsshd\fP) かどうかを調べます。 >>> >>> 現行訳を引き継いでいますが、端折りすぎではないでしょうか。determine >>> when it is being run with its standard input connected to a network >>> connection と具体的なことを言っていますから、省略すべきではないと >>> 思います。 >> >> 「標準入力がネットワークに接続されて起動されたどうかにより、」を >> 追加しました。 > > こうなさったわけですね。 > >> .B bash >> は、標準入力がネットワークに接続されて起動されたかどうかにより、 >> 自分を起動したのがリモートシェルデーモン (通常はリモートシェルデーモン >> \fIrshd\fP またはセキュアシェルデーモン \fIsshd\fP) かどうかを調べます。 > > これは、元木さんの [JM:00398] の解釈の方が正しいのではないかと > 思います。 というわけで元木さんの訳ベースで変更しました。 リモートシェルデーモン \fIrshd\fP やセキュアシェルデーモン \fIsshd\fP によって実行された場合など、標準入力がネットワーク接続に接続された 状態で実行されたかどうかを調べます。 >>>> .\"O If any expression is omitted, it behaves as if it evaluates to 1. >>>> .\"O The return value is the exit status of the last command in \fIlist\fP >>>> .\"O that is executed, or false if any of the expressions is invalid. > >>> 返却ステータスが「不正な値」というのは、どういうことなのでしょうか。 >> >> 「算術式のいずれかが不正である場合には偽となります」と変更しました。 > > 失礼、「算術式が不正」というのも、変なような。算術式はおそらく間違えて > いるだけで、悪いことをしているわけではありませんから。今までどおり、 > 「無効」の方がよいのではないでしょうか。 私は、こういう(↓)状態を意味しているのかなと思いました。 いかがでしょうか。 $ for ((i = 1; i < 3; i++)); do echo "no. $i"; done; echo $? no. 1 no. 2 0 $ for ((i = 1; i ! 3; i++)); do echo "no. $i"; done; echo $? bash: ((: i ! 3: 式に構文エラーがあります (エラーのあるトークンは "! 3") 1 >>>> .\"O The standard output of >>>> .\"O .I command >>>> .\"O is connected via a pipe to a file descriptor in the executing shell, >>>> .\"O and that file descriptor is assigned to \fINAME\fP[0]. > >>>> .I command >>>> の標準出力は、実行しているシェルのファイル・ディスクリプターと >>>> パイプによって接続されます。 >>>> このファイル・ディスクリプターは \fINAME\fP[0] に代入されます。 >> (略) >>> シェルのファイルディスクリプタと言っても、いくつもあるでしょうから、 >>> ちょっとくどくなりますが、「シェルのファイル・ディスクリプターの一つ」 >>> と言うべきではないでしょうか。 >> >> 「の一つ」を追加しました。 > > 前のメールには原文だけ書いて、翻訳部分を書き忘れましたが、 > 標準入力についても同じことが言えます。 > >> .\"O The standard input of >> .\"O .I command >> .\"O is connected via a pipe to a file descriptor in the executing shell, >> .\"O and that file descriptor is assigned to \fINAME\fP[1]. > >> .I command >> の標準入力は、実行しているシェルのファイル・ディスクリプターと >> パイプによって接続されます。 >> このファイル・ディスクリプターは \fINAME\fP[1] に代入されます。 「シェルのファイル・ディスクリプター」を「シェルのファイル・ディスクリ プターの一つ」に変更しました。 >>>> .\"O The exit status of a function definition is zero unless a syntax error >>>> .\"O occurs or a readonly function with the same name already exists. >>>> .\"O When executed, the exit status of a function is the exit status of the >>>> .\"O last command executed in the body. (See >>>> .\"O .SM >>>> .\"O .B FUNCTIONS >>>> .\"O below.) >>>> 関数定義の終了ステータスは、文法エラーが置きた場合や、 >>>> 読み込み専用の関数が同じ名前で定義れていた場合を除き、0 です。 >>>> >>>> 関数を実行したときの終了ステータスは、実体の中で最後に実行されたコマンドの終了ス >>>> テータスになります (後述の >>>> .SM >>>> .B 関数 >>>> を参照) > >>> ここでも、一パラグラフの原文を二つに区切っていますが、どうせやるなら、 >>> 「関数定義の終了ステータスは」の前にも空行を設けて、三つに区切ったら >>> どうでしょうか。あるいは、空行は「関数定義の終了ステータスは」の >>> 前だけにするという行き方もあると思います。 (略) > この function の説明とにかく、{ list; } の説明の部分は、パラグラフを > 二つに分けた方がよいのではないかと思います。これも趣味の問題ですけれど。 これはどこのことでしょうか。 >>>> .\"O .SH QUOTING >>>> .SH クォート >>>> .\"O \fIQuoting\fP is used to remove the special meaning of certain >>>> .\"O characters or words to the shell. Quoting can be used to >>> >>>> \fIクォート (quoting)\fP を使うと、 >>>> 特定の文字や単語のシェルに対する特別な意味を取り除けます。 >>> >>> 「特別な意味を取り除けます」は、ちょっと日本語として苦しいのでは。 >> >> 「特別な意味をなくします」と変更しました。 > > 「なくします」も微妙ですね。「をなくすことができます」「がなくなり > ます」「が失われます」「を解除できます」「を除去することができます」 > 「特定の文字や単語がシェルに対する特別な意味を持たなくなります」 > などを思いつきますが、どれも帯に短しですし、「を無効にします」は > すぐ後で使っていますし。 > > それから、次の「クォートを用いると」以下は前の文の具体的な > 説明ですから、「パラメータの展開を防いだりできるのです」と > 止めた方がよいかもしれません。 パラメータの展開に限らないので、これは意訳しすぎかと思います。 -- Masakazu Takahashi (emasaka)