R4000 2.2
tati****@kc5*****
2011年 3月 9日 (水) 21:04:07 JST
こんばんは、立花@鎌ヶ谷市です。 In <20110****@maple*****>, at Date: Tue, 08 Mar 2011 22:08:55 +0900 (JST), on Subject: [JM:00161] Re: [POST:DP] man man.1 , 長南洋一 <cyoic****@maple*****> writes: | > | > .\"O .B \-\^H | > | > .\"O Specify a command that renders HTML files as text. | > | > .\"O This option overrides the | > | > .\"O .B HTMLPAGER | > | > .\"O environment variable. By default, | > | > .\"O .B man | > | > .\"O uses | > | > .\"O .BR /bin/cat , | > | > HTMLファイルをテキストに解釈するコマンドを指定する。 | > | > このオプションは環境変数 | > | > .B HTMLPAGER | > | > より優先される。デフォルトでは | > | > .B man | > | > は | > | > .B "/bin/cat" | > | > を用いる。 | > | | > | すでにお気づきでしょうが、「.B \-\^H」がアンコメントされていません。 | > | | > | 「renders HTML files as text」というのがよくわからないのですが、 | > | 「HTML の man ファイルを、HTML のテキストとしてではなく、プレーン | > | テキストとして読み込み、解釈する」ということですか。 | > | render ... into ... ではなく、render ... as ... ですから、 | > | 「HTML ファイルを解釈して、テキストに変換する」ということでは | > | ないでしょうし。もし、わたしの解釈が当たっているようなら、 | > | 「に」は弱いと思います。「として」の方がはっきりしますし、 | > | どうせなら、「プレーン (普通の、通常の、一般的な) テキスト | > | として解釈する」と言った方がもっとはっきりします。 | > | > うまい言葉が思いつきませんでした。 | > ↓を参照すると、「可視化する」とでも言えばよいのかな。 | > http://e-words.jp/w/E383ACE383B3E | | そのサイトは、画像処理における render について説明している | わけで、「広義では可視化」と言っても、かなり特殊な広義では | ないかと思います。この man ページの場合は、「解釈する」とか | 「処理する」とか訳しておけば、十分ではないでしょうか。 私も「レンダリング」と聞いて思い浮かぶのは CG ですが、 「HTMLレンダリング」という言葉は検索してみるとけっこうあるので、 それなりメジャーなのかもしれません。 しかしながら自分がピンとこないので、元木さんの motoki> 「HTML をテキストに変換するコマンドを指定する」 が一番わかりやすくて良いかな、と思ったのでそうしようかと思います。 | ところで、このオプションは、どういうときに使うのでしょうか。 | BROWSER 環境変数が指定してあって、オプションなしでは、HTML | の man ページが整形されて表示されるとき、それでも、あえて | テキストとして見たい場合に (つまり、HTML のソースを見たい場合に) | 使うのでしょうか。 | | それとも、わたしはずっと間違えていて、renders HTML files | as text というのは、renders HTML files into text files と | 同じことで、「HTML ファイルを (整形された) テキストに変換する」 | ということなのでしょうか。 | | あるいは −− Web で man -H を検索して、気がついたのですが、 | man-db にも -H オプションがあるのですね −− man-db の -H | オプションは、man ファイルを HTML に変換して出力するオプション | ですが、man-1.6g の -H も同じ働きをするのでしょうか。 | | もうこうなると、実際に動作を試してみるよりありません。 | そこで、man-1.6g を入れた Vine 5.2 で -B w3m とか -H w3m とかを | 試してみました。HTML の man ページは、<HTML> とか <BODY>とかが | 入ったソースが表示されるだけでしたし、普通の man ページは、 | 普通に整形されるだけでした。ps ax で調べたところ、ページャには | デフォルトの lv -c が使われています。どうやら、Vine 5.2 では、実 | 際の動作を試すことができないようです。 毎度、実験していただいてありがとうございます。 ソースを見ると、標準出力が tty であれば BROWSER ないし -B オプションで 指定されたコマンドを、tty でなければ HTMLPAGER ないし -H オプションで 指定したコマンドに HTMLファイルを処理させているようです。 # isatty(1) で判定 コマンドのパス補完は行わずにそのまま system関数で起動しているので、 フルパスで指定しないとうまくないのかもしれません。 コマンドにHTMLファイルを処理させているだけなので、はっきりわかりませんが たぶん 「HTML ファイルを (整形された) テキストに変換する」 ということだと思います。 w3m だと、w3m -dump までを指定するとHTMLをテキストに変換するようです。 -- tati****@kc5***** 立花 晃@鎌ヶ谷市