[Linux-video-devel] ユースケース( ビデオ録画)

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Takuro Ashie ashie****@homa*****
2002年 5月 28日 (火) 04:05:09 JST


足永です.

At Mon, 27 May 2002 17:14:31 +0900,
Takeshi HORIE wrote:
> #足永さんには、はじめまして。

はじめまして.

> 
> 番組=予約の集合
> 予約=(放映日時, チャネル, 録画情報)
> 録画情報=保存先パス, 録画装置に指定するオプション等
> #録画装置に指定するオプション=デバイスの指定、画質音質の指定その他
> 
> ユースケース:番組登録
>  ユーザはビデオ録画システム(システム)に「番組」を提示して録画予約の登録
> を行う。
>  「番組」の詳細は前述の通り。
>  定期的な予約を行う場合、何らかのツールを用いて有限個の「予約」を生成する
> 。そして、生成した「予約」集合を含む「番組」を提示する。
>  システムは予約DBに番組を入力して番組登録を完了する。

番組を単に予約の集合として定義するのは同意(1番組1ファイルとかにすると
すっきりする?)ですが、わざわざ有限個に限定する必要はあるでしょうか?
今度はエンドレスに近い番組に対応しづらくなるかな? と思うのですが.

たとえば「笑っていいともを、とにかく月曜から金曜まで」となると、有限個
指定では少しまずいと思います.実装としては有限個で処理しなければならな
いでしょうが、ユースケースに含めるべき事柄では無い気がします.
(「ユーザーは放送スケジュールの期間を指定する事*も*できる」という意味
なら良いのですが)

それはともかく、番組が放送スケジュール(繰り返しパターン)に依存しないと
いうのは良いと思います.単に予約の集合となれば、たとえば上記の例で言え
ば「笑っていいとも増刊号」も同じ番組として定義できるわけですし(それが
良いかどうかはまだわかりませんが).

思うに、現状の「放送スケジュール」(繰り返しパターン)は予約集合の(たま
たまパターン指定できる)特殊な形態に過ぎないと思います.


いまいち整理しきれていないのでかなり実装よりな話になってしまいますが、
以前に話のあったフィルタ処理等も含めて1番組1ファイルとして記述できるよ
うにして、vrs-0.0.1で言うところのreservation-generatorに当たるクラス
(繰り返しを展開するクラス)は単に予約集合の記述を簡略化するための便宜上
のクラスといったところでしょうか?

例えば、

   * 1番組1ファイルとする
   * 各時間帯指定に新たにALLOWやDENYといったフィルタリング用の
     指定子を追加する

として、番組ファイルのフォーマットを


<番組ファイル>

Channel: 8
Quality: NormalQ
Title:   waratte_iitomo-%Y%M%D

ALLOW EVERYDAY      12:00 13:00 - - -
DENY  EVERYWEEK Sat 12:00 13:00 - - -
DENY  EVERYWEEK Sun 12:00 13:00 - - -
ALLOW EVERYDAY      10:00 12:00 - - -

</番組ファイル>


といった感じにするとか.各時間帯指定の - は省略を意味し、省略された場
合はファイル先頭で指定された値を使用、下に追加したエントリでどんどんオー
バーライド可能といった具合?

見るからに問題点が幾つもありそうですが...


>  また録画索引の決め方は一回の放送に対して1つずつ付けるものを基本にしたほ
> うがいいと思われます。パターン展開を記述できるような能力(シーケンス番号な
> ど)は確かに便利ですが、放送の順延などで狂う場合などにもシステム側が正確な
> 番号にあわせるよう対処するのは結構困難な気がします。

シーケンス番号は捨ててしまっても良い(開始時間等、一意に決まる物だけを
サポートする)と思いますが、「パターン展開を記述できるような能力」その
物は必要じゃないかと思っています.


# まったく整理しきれていませんが、黙っているよりはマシかなという事で
# 一旦ここで吐きだしておきます.



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