荒木さん こんばんは、山内です。 > 1. ファイルオーバーの順番について > ※詳しい情報がなかったので以下予想です。齟齬があればご指摘をお願いします。 > ①待機系に仮想IPが移動 > ②待機系でディスクのマウント > ③待機系にOracleサービスが移動し起動 こちらは、リソースの構成によって異なります。 Oracleをpacemakerのgroupリソースとして、 ①仮想IP ②Filesystem ③Oracle で設定した場合には、おっしゃる順番でFOいたします。 ※結局、groupリソースを組んだ順番でFOも開始されます。 ※リソース故障などが起きた場合には、停止順は逆(③〜①)となります。 > > 2. フェイルオーバーまでのおおよその時間について > 公式ページにはサービスによるが、数秒から数分と記載がありましたが、 > Oracleの場合、どれぐらいでフェイルオーバが完了するか、情報があれば教えていただきたいです。 サーバの状況に寄ると思いますので、一概には言えないと思いますが、 通常、数秒から数分ではないでしょうか? > > 3. 質問内容が少しズレてしまいますが、Pacemakerを利用した冗長化を仮想サーバで設計する上での注意点が > あれば併せて教えていただきたいです。 仮想サーバの場合、仮想サーバに対応したfence_agentが必要かと思います。 ※kvmなら、fence_virsh。ESXiなら、fence_vmware_soap/fence_vmware_restなど。 また、仮想サーバ自体が落ちてしまった場合を考慮したFOを設計する必要も場合によってはあるかと思いますので、 fence_agentを仮想マシン用、仮想サーバ用などの2段階に設定した方が良い場合もあります。 ※仮想サーバがipmiボード搭載なら、fence_ipmiを使うなど。 他の方から、良い意見があるかも知れませんが、とりあえず、思いついた点を記載いたしました。 以上です。 ----- Original Message ----- > From: TAS Takuro Araki <t-ara****@tads*****> > To: linux****@lists***** > Cc: > Date: 2021/10/28, Thu 20:23 > Subject: [Linux-ha-jp] Pacamakerのフェイルオーバーについて > > 皆様 > > お世話になっております。 > 荒木と申します。 > > Pacemaker+Corosyncを利用し冗長化の構成を検討しており、 > Oracleを冗長化しようと考えております。 > 何点か質問させていただけますでしょうか。 > ■環境 > ・仮想サーバ x 2 > ・Oracle 19c > ・共有ストレージ(共有ディスク利用) > ・仮想IP x 2(2セグメント) > > 1. ファイルオーバーの順番について > ※詳しい情報がなかったので以下予想です。齟齬があればご指摘をお願いします。 > ①待機系に仮想IPが移動 > ②待機系でディスクのマウント > ③待機系にOracleサービスが移動し起動 > > 2. フェイルオーバーまでのおおよその時間について > 公式ページにはサービスによるが、数秒から数分と記載がありましたが、 > Oracleの場合、どれぐらいでフェイルオーバが完了するか、情報があれば教えていただきたいです。 > > 3. 質問内容が少しズレてしまいますが、Pacemakerを利用した冗長化を仮想サーバで設計する上での注意点が > あれば併せて教えていただきたいです。 > > > > お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願い致します。 > > _______________________________________________ > Linux-ha-japan mailing list > Linux****@lists***** > https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan >