こんにちは。堀本です。 PGroonga 2.2.5をリリースしました! https://pgroonga.github.io/ja/news/#version-2-2-5 https://groonga.org/ja/blog/2020/03/12/pgroonga-2.2.5.html 以前のバージョンと互換性があるので以下の手順でアップグレード できます。 https://pgroonga.github.io/ja/upgrade/#compatible-case なお、PGroonga 2.2.3と2.2.4には以下の問題があるので、これらのバージョンは 使用しないでください。 * PGroonga 2.2.3 * このバージョンは、Debian向け、Ubuntu向けのパッケージが依存関係の解決に失敗し インストールできない問題があります。 * PGroonga 2.2.4 * このバージョンは、 ALTER EXTENSION pgroonga UPDATE; を使用したアップグレードに 失敗します。 PGroonga 2.2.5の主な変更点は以下の通りです。 (2.2.3, 2.2.4で入った変更点も合わせて記載しています。) * PGroonga 2.2.4へのアップグレードが失敗する問題を修正しました。 * PGroongaのjsonb用のインデックスだけがある状態で、検索条件のないSQL (例えば SELECT COUNT(*) FROM xxx; 等)を実行すると、エラーになる問題を修正しました。 * 同一のトランザクション内で CREATE TABLEとCREATE INDEXとTRUNCATEを実行できるようにしました。 * 以前のバージョンでは、同一のトランザクション内でPGroongaのインデックスを作成し、TRUNCATEすると TRUNCATEが失敗します。 * PGroongaのインデックスを使用した検索が選択されやすくなるように、PGroongaの検索コストの見積もりを調整しました。 * 具体的には、同一のレコードに同じトークンが大量に含まれているケースで、PGroongaのインデックスが選択 されるようになります。 * PGroongaが使用するGroongaのライブラリ(libgroonga)のバージョンが10.0.0以降の場合、シーケンシャルスキャンでの検索 がエラーになる問題を修正しました。 * PGroongaのパッケージをインストールしている場合は発生しません。GroongaとPGroongaをソースからビルドしてインストール している場合にのみ発生します。 以上です!