[groonga-dev, 04109] Re: missing result with TokenBigramIgnoreBlankSplitSymbolAlpha

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Kouhei Sutou kou****@clear*****
2016年 8月 30日 (火) 14:29:55 JST


須藤です。

In <0e3da****@fdiar*****>
  "[groonga-dev, 04107] missing result with TokenBigramIgnoreBlankSplitSymbolAlpha" on Mon, 29 Aug 2016 16:59:00 +0200,
  Kazuhiko <kazuh****@fdiar*****> wrote:

> の環境で、TokenBigramIgnoreBlankSplitSymbolAlphaを使っていて、
> INSERT/DELETE/REPLACEを繰り返した後に、ヒットすべき結果がヒットしない事
> 象があります。過去のバージョンでは、少なくともMroonga 6.02の頃は同じクエ
> リを発行するテストが動いていました。
> 
> 最少では全然ないのですが、手元では100%再現できるファイルを添付します。

ありがとうございます!とても助かりました。
ということで修正しました。Groonga 6.0.3から発生する可能性が
ある問題だったのでMroonga 6.02(== Groonga 6.0.2)の頃は動い
ていたというのと辻褄があいます。

かずひこさんはGroongaは自分でビルドしているんでしたっけ?で
あれば、

  https://github.com/groonga/groonga/commit/4e5f42412bbbdbdeed622d4fba7f29706bb1cad1

の変更をあてると問題が直ります。

ビルドできなくて次回リリースまで待てないときの回避策ですが、
GRN_II_CURSOR_SET_MIN_ENABLE=noというように環境変数を設定す
る、というものがあります。こっちの方がよさそうであればしばら
くはこっちで対応してください。

この回避策を使ったときの注意点ですが、問題が修正されたバージョ
ンにアップグレードしたときにこの環境変数を消すことを忘れない
でください。この環境変数が設定されていると

  http://groonga.org/ja/blog/2016/03/28/chunk-split.html

にある最適化が効かないんです。↑にもありますが、場合によって
は100倍以上高速になる最適化なんです。


-- 
須藤 功平 <kou****@clear*****>
株式会社クリアコード <http://www.clear-code.com/>

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