[Eos-document] 【Eospedia日報】9月10日(水)

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Teppei Kinoshita kinos****@yasun*****
2014年 9月 11日 (木) 13:14:55 JST


TO: 安永先生

	木下です。お世話になっております。

	ご指摘ありがとうございます。
	すみません、私は何か色々考え違いしているかもしれません。

	ちなみに使用したジーメンススター画像はノイズ無しです。
	ノイズを加えたらどうなるのかもこの後見てみようかと思います。


On 2014/09/10, at 18:50, Takuo Yasunaga <yasun****@bio*****> wrote:

> 木下さん
>  安永です.
> 
>  下記、ありがとうございます.
> 
> (2014/09/10 10:37), Teppei Kinoshita wrote:
>> eos-documentメンバー各位
>> 
>> 	木下 哲平です。お世話になっております。
>> 	本日、9月10日(水)のEospedia編集内容を報告致します。
>> 
>> 	【活動項目】
>> 		(1) Small Tools(英語化も含む)
>> 			(1-1) mrcImageModelCreate(API内の編集時に-i の使い方が分かりましたので、追記しました)
>> 				・m=1のときのオプション -iでの実行例を追加 
>> 
>> 		(2) チュートリアル
>> 			(2-1) CTF補正
>> 				(2-1-1)2種類のデフォーカスをそれぞれCTF補正して零点が補間できる例
>> 					・ジーメンスターを使用した実行例
> 分解能の議論のところに注意が必要です.半径が12ピクセルが本当だとすると
> 
> 1.72*12=20A
> 
> は確かですが、ジーメンススターが18分割していますので、
> この半径のところの波の周期は、
> 20x (2xPI/18) = ですので、こちらが分解能になります.
> 

すみません、間違えていました。
白黒の切り替わりが消えている周期をみるということですよね。


> 実際には画像をみると、44ピクセルの半径で、
> 
> 1.72*44x (2xPI/18)=26A
> 
こちらの半径とはCTF補正前画像での半径ということですよね。

(1)	例3の画像から分解能を判断する場合は
	下記のように考えましたが、こちらで合っていますでしょうか。

	(1-1) 元画像の分解能はLengthと同じ1.72A
	(1-2) CTF補正前画像の分解能は灰色のリング(半径: 44ピクセル)を元に
		1.72*44x (2xPI/18)=26A
	(1-3) CTF補正後画像の分解能は灰色のリング(半径: 12ピクセル)が補正前より小さくなっていて
		1.72*12x (2xPI/18)=7A
	(1-4) 上記によりCTF補正の前後で分解能が改善された。
		・ ジーメンスターの場合はリングが小さく、細くなるほど高分解能

> くらいにみえますが、フーリエパターンの最初の零点はどうなっているでしょうか.
> ご確認いただけると幸いです.

(2)	ctfDisplayを使用したときの零点についてですが、
	こちらの意図は最初の零点が粒子の一番外のサイズを表している(ノイズが含まれている場合)ので、
	そのための確認ということでしょうか。
	
	AxisFor0で回転させて、その極小値の内で0に近いもの(曖昧な表現ですが)を零点して考えました。

			AxisFor0を回転して確認しましたところ

			(2-1) AxisFor0=0 ~ 14, 30 ~ 59, 76 ~ 105では、	0.0023[1/A] (0.0068[1/A]の方が値は小さい)
			(2-2) AxisFor0=15 ~ 29, 60 ~ 75では、			0.0068[1/A]

			(2-A) 0.0023[1/A]は
				256ピクセル分の波長に相当すると思いますが、
				これは画像のサイズによるものだと考えます。

			(2-B) 0.0068[1/A]を最初の零点と考えました。
				これは86ピクセル分の波長に相当し、
				これがCTF補正前画像のジーメンスターの半径を指していると思います。


(3) 加えて、ctfDisplayのグラフの見方でもう一つ確認よろしいでしょうか。
	極大値の内、Intensityが大きいところは画像の特徴を示していると思いますが、
	例えば、例3のCTF補正前画像についてグラフでは下記のような判断で合っていますでしょうか。

	(3-1) 0.032[1/A]付近のIntensityが大きいのは、
			1 / 0.032 = 31.25[A]
			31.25 * 18 / 2PI  = 90[A]
			90 / 1.72 = 52 [Pixel]
		画像でいうと半径52ピクセル付近の白黒のパターンによるもの

	(3-2) 0.045[1/A]付近のIntensityが大きいのは、
			1 / 0.045 = 22.22[A]
			22.22 * 18 / 2PI  = 64[A]
			90 / 1.72 = 37 [Pixel]
		画像でいうと半径37ピクセル付近の白黒のパターンによるもの


以上、質問ばかりで申し訳ありませんがよろしくお願いします。
頂きました資料やEospediaの内容を読みながら、もう少し考えてみます。


																木下 哲平


> 
> 以上です.
>> 					・B120を使用した実行例
>> 					-> それぞれ1件ずつ追加し、平均画像が補間されている様に記載しました。
>> 
>> 	【現在の編集状況と今後の予定(優先降順)】
>> 		英語化:							メインページ周り
>> 		チュートリアル:					CTF補正を編集中: Makefile, 操作動画
>> 		API説明:							477件
>> 		GITの使い方:						随時追記
>> 		Small Tool:						随時追記
>> 		FAQ:							随時追記
>> 
>> 		ドキュメントの内容にて何かありましたら、ご一報をお願いします。
>> 
>> 	【次回の予定】
>> 		引き続き英語化、チュートリアル、APIをメインに編集していきます。
>> 		CTF補正のチュートリアルでは下記を実施予定です。
>> 		・フーリエ画像にて十字が現れたときのCTF補正への影響
>> 
>> 		以上、よろしくお願い致します。
>> 
>> 
>> 																			木下 哲平
>> 
> 
> 
> -- 
> Takuo Yasunaga
> Kyushu Institute of Technology
> 680-4 Kawazu, Iizuka, Fukuoka, 820-8502, JAPAN
> 




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