TOKUNAGA Hiroyuki
tkng****@xem*****
2005年 2月 5日 (土) 21:20:54 JST
徳永です。 uim-0.4.6alpha1は--enable-qtしてもビルドできません。qtgettext.hが入って いないからです。0.4.5でこの種のバグがでたのを反省してreleasetestというル ールをMakefile.amに付け加えたのですが、今回も発見できませんでした。make releasetestが通らなかったので、この機能を使ってテストをせずにリリースし てしまったからです。 そこで、やはりビルドテストはちゃんとせねばならんなと思い直し、改めて make releasetestを通るようにしました。結構試行錯誤したので、メモ書きも兼 ねて注意点を書いておきます。 基本はビルドディレクトリにソースがあると思わないことです。例えば、 scm/Makefile.amにLIBUIM_SCM_FILES=$(PWD)という行がありました。通常のビル ドでは普通に動くのですが、ビルドを別ディレクトリで行う場合に悲しいできご とが発生します。ここはLIBUIM_SCM_FILES=$(top_srcdir)/scmとしましょう。 他に、qt/Makefile.amに $(MOC) chardict-bushuviewwidget.h -o chardict-bushuviewwidget.moc という行がありますが、これも $(top_srcdir)/qt/chardict-bushuviewwidget.hにしておかないとエラーがでま す。qt/Makefile.amは他にも.uiをEXTRA_DISTに入れておかないといけません。 この2点でとりあえずreleasetestは通るようになります。 あと、自動生成したファイルは消しておかないと文句言われますので、自動生 成した場合はDISTCLEANFILESを使って掃除するようにしましょう。 make releasetestは今のところQtとimmodule for Qtパッチ (忘れていました が、外部のソフトウェアに依存する機能のスイッチは--enableではなく--withを 使うので、r539で--enable-qtは--with-qtに変更しました。)が入っている環境 でないと失敗します。configureでそこら辺を認識して、入っていない場合は use_qt=noにしないといけないのですが、そこら辺の制御がまだ不完全なので失 敗します。 私はこれから大学に行かないといけないので、今日はもう作業はできなさそう です。どなたか時間がある方がfixしておいてくださると嬉しいです。 最後に。このメール、誰か英訳してuim****@fd*****に流しておいてくれると嬉しいな ー。 -- 徳永拓之 tkng****@xem***** http://kodou.net/