TOKUNAGA Hiroyuki
tkng****@xem*****
2003年 10月 25日 (土) 02:54:23 JST
On Wed, 22 Oct 2003 10:39:44 +0900 YamaKen <yamak****@bp*****> wrote: > この位置付けからすると、uimに何か新機能を追加したり作業の優先順 > 位を決める時には以下のような価値観(= ポリシー)に基づいて判断され > るのだろうと推察してきたし、そのように成長してきたと思います。 > > ・単純さを保つ > ・2割の努力で8割の成果を得る > ・重要でない部分が理想とずれていても、重要でないのだからと割り切る > ・難しい問題のいくつかはSchemeにべったり依存する事で解決する これらのポリシーは私も正しいと思います。 > 私がuimの方向性に確信を持てなくなってきたのはメンテナが徳永さん > に交代してしばらくしてからで、以下のような特徴から元々徳永さんの > 行動は読みづらかった(飲み会で「キャラが立ってない」と言ったのは > この事です)のですが、 > > ・特にScheme好きではない > ・特にIIIMFを批判しない > ・技術的な理想は重視している 上の2つに関しては同意しますが、最後の1つは特にそういうわけでもありませ ん。理想を重視するためには自分の中に理想がないといけませんが、私には理想 を持つ程の経験もありませんし。 uimを作る際に私が一番優先して考えたいと思っているのはユーザが便利かど うかで、それ以外の事に関する方針は大抵ここから導かれています。 > At Sat, 11 Oct 2003 16:30:21 +0900, > tkng****@xem***** wrote: > > たしかに、immoduleが死ぬとアプリケーションが死ぬという現状は嬉しく > > ないですね。特に、日本語の様に複雑なimmoduleの場合は落ちる可能性を完 > > 全に否定することができない(実際に落ちるバグが出たばっかりですしね) > > ので。 > > > > というわけで、時間ができたらimmodule側で子プロセスをforkして通信す > > るというやりかたに変更しようと思います。…ちょっと具体的な時期は確約 > > できませんけど。年内ぐらいには。 この発言ですが、子プロセスをforkして通信するのはそうややこしい事でもな いし、セキュリティ上も特に問題にはならないので、それでアプリケーションが 落ちるのを防ぐことができるならば、やる価値はあるんじゃないかなといまでも 思っています。 > 実際に会って話を聞いてみると杞憂だったようで、「単純さを捨てるつ > もりはない」という言葉を聞けて安心しました。初対面にもかかわらず > 色々と失礼な事を言った気もしますが、今後ともよろしくお願いします。 いえいえ、別に失礼なことなどなかったですよ。 > 方針はよくわかりました。実際にScheme依存をどのように分離してゆく > のが望ましいかは、IMKit-UIMを最新版のuimに対応させたら口出しさせ > てもらおうと思います。がんばれ自分。 激しく期待しております。 > uim-dev的なMLではなくてユーザレベルの、という事でしょうか。その > 前に利用者アンケートを取ってみたい気がしますね。とりあえずどのぐ > らいユーザがいるのかだけでも。/.-Jの投票でIIIMFやXIMと並んで選択 > 肢になってみるというのはどうでしょうか。 そうです。ユーザレベルのです。ユーザ数は確かにメンテナとしては気になる ところですが、最近ちょっとずつ増えてきているな、と感じています。某匿名巨 大掲示板でもたまにuimの話を見かけるようになりましたし。だいたいが否定的 な話だったりして、まだまだ頑張らんといかんなぁと思わされますが。 なんらかのアンケートはとってみたい気がしますが、/.-Jの投票ってそういう ことに使っていいのかしら。 徳永拓之