[Tritonn-dev 50] Re: Pluggable Storage Engine化について

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Tetsuro IKEDA te.ik****@jpta*****
2007年 12月 5日 (水) 14:02:44 JST


こんにちは。池田です。

浅倉さん、レスありがとうございます。

Senna開発者の方々とはこれまでいろいろ話してきたのですが、
まとめ資料みたいなのは書いたりUPしたりはしていませんでした。

いまざっくりまとめるとこんな感じになります。

【検索・更新などの基本機能】
MyISAMの改造により実装しているので、Pluggable Storage Engineでも
実装可能、まったく問題なし。

【独自に追加しているシステム変数】
Pluggable Storage Engineには独自システム変数を定義する仕組みが
あるのでそれを使えばOK。

【USING句以下の拡張定義情報】
parserを改造しているので、Pluggable Storage Engineでは実現困難。

個々のインデックス定義時に指定する現在の方式を諦めて、
現在、--senna-index-typeでデフォルト値をmecabかngramか設定
できるようにしているのと同様に、split_alphaやsectionalize等も
システム変数(SESSION変数)で定義するようにすれば大丈夫?

あるいはCREATE TABLEのcomment部分に書いちゃうとかで回避?

【SHOW SENNA STATUSコマンド】
parserを改造しているので、Pluggable Storage Engineでは実現困難。

ただし、最近はSenna本体にsennachkという類似機能のツールが
用意されているのでsennachkを使いましょう〜という方向で対処?

【KWIC関数】
native SQL関数として実装しているので、Pluggable Storage Engineでは実現困難。

ここは悩ましいところです。以前のUDFに戻るとか?

【Fulltext関連機能強化】
2ind機能など、MySQL本体によるFulltextインデックスの扱いが
弱い部分について。

今後のプランとして以下のようなことを考えていたのですが、、、

・partitioningでfulltextが利用できない制限を解除したい
・explainコマンドでfulltextが仲間はずれになっているのをどうにかしたい
・index_mergeでfulltextが仲間はずれになっているのをどうにかしたい

これらはすべてSQL Engine側なのでPluggable Storage Engineでは実現困難。

代替案としては、Opimizer改良patchをがんばって作って本家にMergeして
もらえるように働きかけるとか?

「この部分は困る〜」とかあれば教えてください。

>  どうも、浅倉です。
> 
>  5.1が正式リリースになったらPluggable対応して欲しいと思ってます。
> (というか、する方向なんだろうなぁと勝手に思ってました……)
> 
>  とはいえ5.1のPluggable対応だと実現できない機能がありそうなんで、それが
> 具体的にはどの機能なのか知りたいと思ってました。
> 
> > 現在のTritonnはStorage Engine部分以外についてもいろいろMySQLに手を
> > 入れているため、Pluggable Storage Engine化するとそのあたりの機能を
> > どうするの?という問題が以前からあったので、Pluggable Storage Engine化
>> > 先送りにしていたという経緯もあります。
> 
> とのことですので、ひょっとしてどこかにまとまっているのでしょうか。
>  だとしたらそれを教えていただけると嬉しいです。
> 
> -- 
> 浅倉卓司
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