西山 博実
hnish****@skygr*****
2009年 9月 16日 (水) 15:48:21 JST
西山@自己回答です。 > 後はフェーズ間の網羅度を表示する画面があればよい。。。? 結果画面で、「上位要件解析レポート」を選択する。 ----------------------------------------------------------------- 上位要件 上位カバレッジ(%) 下位要件 下位テストケース ----------------------------------------------------------------- docid-v1-1 50 docid-v2-1 Test case_v2-1 ○ Test case_v2-2 × docid-v1-2 75 docid-v2-1 Test case_v2-1 ○ Test case_v2-2 × docid-v2-2 Test case_v2-1 ○ docid-v2-3 Test case_v2-3 ○ ----- Original Message ----- From: "西山 博実" <hnish****@skygr*****> To: "TestLink JP Users ML" <testl****@lists*****> Sent: Wednesday, September 16, 2009 1:05 PM Subject: Re: [Testlinkjp-users]TestLinkの機能とV字モデルの関係 > sunday_walkerさん > こんにちは、西山です。 > >> * TestLinkとTestLinkCnvMacroの両方を使用しても、V字のくだり方向の網羅度、たとえば基本設計項目が要求分析項目をどの程度網羅しているかを確認する機能はない(基本設計と機能設計、機能設計と詳細設計も同様)。 > > 現状ないですね。 > > TestLinkの要件は、要件仕様と要件リスト(docid)の二階層から成り、プロジェクト毎に管理されてます。 > > もし実現するとなると、各フェーズ毎のプロジェクトを作り、テーブルを一つ追加します。 > このテーブルでフェーズ間のdocid:docidの紐付けを管理します。 > 設定UIは全削除と、管理用エクセルからのXMLインポートがあればよいでしょう。 > 後はフェーズ間の網羅度を表示する画面があればよい。。。? > > proj-V1 要件項目-------受入れテスト > docid-v1-1 tcid-v1-1 > docid-v1-2 tcid-v1-2 > > proj-V2 基本設計項目---システムテスト > docid-v2-1 tcid-v2-1 > docid-v2-2 tcid-v2-2 > docid-v2-3 tcid-v2-3 > > proj-V3 機能設計項目---結合テスト > > proj-V4 詳細設計項目---単体テスト > > > > > ----- Original Message ----- > From: "Sunday Walker" <sunday_walker_field****@yahoo*****> > To: "TestLink JP Users ML" <testl****@lists*****> > Sent: Tuesday, September 15, 2009 9:16 PM > Subject: Re: [Testlinkjp-users] TestLinkの機能とV字モデルの関係 > > >> あきぴー さん >> >> 返信ありがとうございます。 >> 大変参考になります。 >> >> また、あきぴー さんのブログをいつも楽しく読ませていただいています。 >> http://forza.cocolog-nifty.com/blog/ >> 同じようなことを考えているなあー、と共感を持ったり。私の良く知っていない、いろいろなことが書いてあったりで、非常に勉強になったり。さらには、頻繁に更新されていて、楽しみにしています。(もし、間違っていたらごめんなさい。) >> >> >>> 下記の件、僕がTestLinkを運用した経験を元に回答してみます。 >> >> あきぴー さんの分かっている範囲のことをもとに、私なりに簡単にまとめてみます。 >> >> >> >> >> * TestLinkにはV字の横方向の要求項目(もしくは設計項目)とテストケースをテストケースのキーワードにDoc-ID(要求項目)を記載することで、n:nで結びつける機能がある(要求分析と受け入れテスト、基本設計とシステムテスト、機能設計と組合わせテスト、詳細設計と単体テスト)。 >> >> * TestLink単体ではV字の横方向の網羅度、テストケースが要求項目をどの程度網羅しているかを見る機能はないが、TestLinkの出力を入力として西山 さん作成のTestLinkCnvMacroを使うことにより、 >> この網羅度を確認できる(基本設計とシステムテスト、機能設計と組合わせテスト、詳細設計と単体テスト)。ただし、TestLinkCnvMacro(TestLink 1.7.4推奨)はTestLink 1.8.xではサポートされない。 >> >> * TestLinkとTestLinkCnvMacroの両方を使用しても、V字のくだり方向の網羅度、たとえば基本設計項目が要求分析項目をどの程度網羅しているかを確認する機能はない(基本設計と機能設計、機能設計と詳細設計も同様)。 >> >> 以上の理解でよいでしょうか。 >> >> >>> #但し、TestLinkコミッタの川西さん、判谷さん、市川さん達に >>> お聞きした方がいいと思いますが。。 >> >> あきぴー さんは、十分詳しいとは思いますが... >> 最新の開発状況などを含めて、あきぴー さん以外の方の知見も教えていただけるとありがたいです。 >> >> Sunday Walker >> >> >> --- Akipii Oga wrote: >>> >>> sunday_walkerさん、こんにちは。あきぴーです。 >>> >>> 下記の件、僕がTestLinkを運用した経験を元に回答してみます。 >>> #但し、TestLinkコミッタの川西さん、判谷さん、市川さん達にお聞きした方がいいと思いますが。。 >>> >>> 1・TestLinkの要件、テストケースの概念モデルは下記になります。 >>> >>> 要件リスト ◆-- Doc-ID (-- キーワード) ◇--◇ テストケース --◇ テストスイート --◇ テスト計画 >>> >>> つまり、要件(Doc-ID)とテストケースはN対Nの関係です。 >>> >>> 上記の機能によって、「TestLinkの要求管理はV字モデルモデルの要求分析で抽出した要求項目を管理する機能」 >>> と考えてよいと思います。 >>> つまり、TestLinkのテストケースを受入テストに使うことは可能です。 >>> >>> 2・TestLinkCnvMacroを使うと、TestLinkの要件(Doc-ID)は、テストケースのキーワードに紐づけられて、 >>> テストケースとN対Nの関係になります。 >>> キーワードに紐づけられると、テスト結果の集計画面でキーワード別にテストケースの状態を集計 >>> してくれるので、要件がどこまでテストできているか確認できるので重宝しています。 >>> >>> 従って、「受け入れテストの項目が要求分析の項目をどの程度網羅しているか管理」できます。 >>> >>> 3・基本設計・機能設計・詳細設計で上記のような要件管理をしたい場合、要件やテストケースの中身や >>> 粒度が問題になります。 >>> 受入テストならば、顧客の本来の要件と受入テストケースが対応するでしょう。 >>> >>> しかし、基本設計・機能設計・詳細設計では、要件は工程ごとの仕様に対応すると思います。 >>> つまり、TestLinkの要件はもっと細かい粒度となり、その仕様がテストケースを網羅しているか、という >>> 観点で作ることになると思います。 >>> >>> TestLinkのテストケースを、単体・結合・システム・受入テストの工程別に、粒度や観点を変えて作るように、 >>> 要件も同様の作業が必要だと思います。 >>> >>> TestLinkの要件管理機能は上手に使えば、要件カバレッジを出力できるので、テストケース作成で大きな >>> 威力を発揮します。 >>> しかし、TestLinkの要件はCSV形式で階層構造がないため、使い勝手が悪いのが現状だと思います。 >>> >>> TestLinkの要件管理機能をW字モデルのように、上流工程でテスト設計のプロセスをサポートするのに >>> 使えればいいなと思っています。 >>> >>> 参考になれば幸いです。 >>> 以上、よろしくお願いします。 >>> >>> >>> 09/09/14 Sunday Walker <sunday_walker_field****@yahoo*****>:こんにちは >>> >>> どなたか以下についてわかれば、教えていただけるとありがたいです。 >>> >>> ソフトウェアの開発モデルの1つにV字モデル(たとえば下記)があります。 >>> >>> http://ja.wikipedia.org/wiki/V%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB >>> >>> >>> 一方、TestLinkにはテストと要求を対応付けて管理する機能があるらしいです(まだ使ったことがない)。この対応付けの管理はn:nの関係を管理可能でしょうか。このTestLinkの要求管理はV字モデルモデルの要求分析で抽出した要求項目を管理する機能と思えばよいのでしょうか。もし、この考え方が正しいと仮定すると、TestLinkで管理するテストケースは受け入れテスト項目と考えることができると思います。この場合、受け入れテストの項目が要求分析の項目をどの程度網羅しているか管理する機能はあるでしょうか。 >>> >>> >>> TestLinkには基本設計で抽出した項目を管理する機能はあるのでしょうか。つまり、要求分析で抽出した要求項目を詳細化して基本設計で抽出した項目を要求分析で抽出した要求項目と対応が取れる形で管理する機能はあるのでしょうか。この2つの対応はn:nの関係になるように思います。また、基本設計の項目が要求分析の項目をどの程度網羅しているか管理する機能はあるでしょうか。さらには、システムテストの項目が基本設計の項目をどの程度網羅しているか管理する機能はあるでしょうか。 >>> >>> 機能設計で抽出した項目を基本設計で抽出した項目とn:nの関係で対応付けて管理することはできるのでしょうか。また、機能設計の項目が基本設計の項目をどの程度網羅しているか管理する機能はあるでしょうか。さらには、結合テストの項目が機能設計の項目をどの程度網羅しているか管理する機能はあるでしょうか。 >>> >>> 詳細設計で抽出した項目を機能設計で抽出した項目とn:nの関係で対応付けて管理することはできるのでしょうか。また、詳細設計の項目が機能設計の項目をどの程度網羅しているか管理する機能はあるでしょうか。さらには、単体テストの項目が詳細設計の項目をどの程度網羅しているか管理する機能はあるでしょうか。 >>> >>> 以上、よろしくお願いします。 >>> >>> Sunday Walker >>> >>> -------------------------------------- >>> Thanks 10 years! Yahoo! Shopping and Yahoo! Auctions >>> http://pr.mail.yahoo.co.jp/ec10years/ >>> >>> _______________________________________________ >>> Testlinkjp-users mailing list >>> Testl****@lists***** >>> http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/testlinkjp-users >>> >>> >>> >>> -- >>> /**************************** >>> Akihiko Ogawa (akipi****@gmail*****) >>> Blog: http://forza.cocolog-nifty.com >>> Photo: http://www.flickr.com/photos/akipyon2go/ >>> /****************************/ >> >> -------------------------------------- >> Thanks 10 years! Yahoo! Shopping and Yahoo! Auctions >> http://pr.mail.yahoo.co.jp/ec10years/ >> >> _______________________________________________ >> Testlinkjp-users mailing list >> Testl****@lists***** >> http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/testlinkjp-users >> > > _______________________________________________ > Testlinkjp-users mailing list > Testl****@lists***** > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/testlinkjp-users > -------------- next part -------------- HTMLの添付ファイルを保管しました... 다운로드