DRAC5に接続すると、ログイン画面が表示されます。デフォルトのユーザー名は「root」、パスワードは「calvin」となっているので、それぞれ入力してログインします。
次にダウンロードしたISOイメージファイルをマウントします。「メディア」タブを選択し、下側にあるISOイメージファイルを選択して、ファイルをフルパスで指定します。通常は[参照]ボタンを押して、ファイルを指定すればいいでしょう。
以上の作業によって、PowerEdge本体からは光学ドライブにマウントされたように見え、ISOイメージファイルから起動することもできます。なお、このブラウザセッションが切れるとISOイメージファイルのマウント設定が無効になってしまうので、インストール作業中はブラウザを閉じないように注意してください。
ちなみに、デフォルトの起動順番は、
のように設定されています。
本体の画面を表示するには、「コンソール」タブを選択し、下側にある[接続]ボタンを押します。
すると別のブラウザウィンドウが開き、本体の画面が表示されるようになります。本体電源を投入していないときは、画面出力がないので、このような画面になります。
画面上部にあるメニューは、マウスカーソルを上部のウィンドウ枠境界あたりに移動させると表示され、マウスカーソルをほかのところに移動させると隠れます。左端にあるピンアイコンをクリックするとメニューが表示されたままになり、もう一回クリックすると隠れるようになります。このメニューからは、画面キャプチャ、特殊キーの入力、表示設定などが行えます。
あとは、本体の電源を入れるだけです。電源を投入すると、本体のBIOS関連メッセージが表示されたあと、ISOイメージファイルから起動し、インストーラが起動します。