久しぶりに ML を見ました。 On Fri, Jun 4, 2021 at 8:14 AM matsuand <michio_matsu****@yahoo*****> wrote: > > matsuand です。 > GNU which.1 の校正確認を頂いた中からの感想です。 > > > ----- Original Message ----- > > From: Akihiro Motoki <amoto****@gmail*****> > > To: matsuand <michio_matsu****@yahoo*****>; Linux JM discussion <linux****@lists*****> > > Cc: > > Date: 2021/6/1, Tue 20:42 > > Subject: [JM:02465] Re: [POST:DP] GNU which which.1 > ... > > >> msgid "AUTHOR" > >> msgstr "著者" > > > > 「著者」になっていますが、これはマニュアルの著者であっているでしょうか? > > AUTHOR(S) で、マニュアルの著者を載せている場合と、ソフトウェアの開発者を > > 載せている場合があります。前者なら「著者」が自然で、後者なら「作者」などが > > 自然です。訳すときは可能な限り確認するようにしています。 > > > このご指摘には違和感があります。 > > 英文を読むユーザーは AUTHOR(S) という単語表記を見て、それが man ページ著者 > なのか、ソフトウェア開発者なのかを、読み取るでしょうか? > そんなことはないですよね? > > 日本語翻訳では、原文に示されていない情報を、その開発コミュニティの実状まで > 翻訳者が調べ上げて、その内容によって訳の仕方を切り分けているということで、 > これはやりすぎと思います。そもそも調べたら分かることですか? > > ですから本ご指摘に戻って申しますと、「著者となってますが..あっているでしょうか」 > のお答えは、「私は知りません」「調べていないのでわかりません」です。 > 私は翻訳者の作業はそこまでで十分と思います。 > > ありきたりの訳としては「著者」であり、ひょっとしたら開発者かもしれないという > ニュアンスを常々含めるのであれば「作者」とすることで、暗に開発者かもしれない > という含みを持たせることができます。 > 後はそれをルール化するのか、個人の判断とするのか、くらいで。 普段は翻訳として気にする必要はないと思います。 英語だと、ソフトウェアの作者も、ページの著者も、どちらも author(s) です。 日本語だと著者をソフトウェアの開発者に使うことはほぼなく、 著者は文章を書いた人に使うことが多い、というのが私の認識です。 例えば、 https://man7.org/linux/man-pages/man8/iptables.8.html#AUTHORS の AUTHORS は「作者」の方があうと思っています。 JM としては翻訳者に任せるでよいと思います。 matsuand さんがどの辺りまでを気にして分からなかったので 参考程度で書きました。書き方がよくなかった点はお詫びします。